令和2年8月28日(快晴)
今日も暑い。出だしはこの言葉しか出てこない。当地は毎日、高温記録の更新中で朝9時には既に30度超で、11時以降は36度超で危険領域で外仕事は超危険、外で作業している人は見当たりません。一人暮らしでは倒れたら通報してくれる人がいないので死に直結する。今日は15時に本日最高温度の36.5度になり、16時になっても35度超の気温で怖い。何が大事かと言えばお金よりも身の安全なので午後は外に出られません。駄目だこりゃ!!
午前中はネギの出荷準備で根切葉切機や皮むき器、コンプレッサーの動作確認をしました。皮むき器の一部、パーツも交換して動作確認して良好でした。作業環境もテーブルなどに雑巾がけして埃を除去して何時でも出荷作業に入れます。でもハウス内の温度が45度超で扇風機を掛けても温度は下がりません。なのでねぎの出荷作業は遣りません。駄目だこりゃ!
次に稲刈りの準備で籾摺り機を清掃してのゴムロールを交換しました。超古い籾摺り機で親の代から使用している50年物ですが、ガタは来ていますが故障しているわけではありません。マイコンなど付いていないハードな機器なので故障しないのです。ただ、消耗品は交換しなくてはならないのでゴムロールがすり減っていてもまだ使えますが、ゴムが硬くなっているので交換しました。
最近の農機具はマイコンが付いていて、故障すると高価なパーツを交換したり、一寸、農機が古くなるとパーツが製造中止とか言われて本体ごと交換されてしまうんですよね。最近の農機のエンジニアさんはこのところ技術低下していて、何でもパーツを交換するパーツのチェンジニアになっていますからね。最近、農機屋ではパーツを在庫しなくなっていて、故障が発生するとパーツを注文するパターンになっていて、当日修理はほとんどなくなりました。昔のエンジニアは廃棄農機具から使えそうな部品を外して在庫して、自分の顧客の農機が故障した時にその部品で修理したものですけど、今はそれも無い。それにしてもこのゴムロールは昨秋に農機のパーツだけを売っているところで見つけて購入したんです。此れが無かったら、新しい籾摺り機を購入しようかと思っていたんですが、部品があったしね。ゴムロールの使用前と使用後。そこでハード的な機器はパーツさえあれば自分で交換できて修理出来ますから、50年前の機器なのに良くパーツがあったなと思うけど、
新しいロールを取り付けました。作業は簡単で前にも5年に1回程度、交換しているんで特に難しくはありません。作業完了です。
新しい籾摺り機を購入しようとは考えているんですが、新品で100万円程なので、あと何年、農業が続けられるか不安なので購入を躊躇しているんですよ。農機が駄目になるか?自分が先に駄目になるか?暑さに負ける自分って、あと何年、百姓が出来るのやら!
明日はネギの出荷作業が出来るんですが、地域の共同作業で草刈りがあるんで、自己都合で出なくても良いけど高温のハウス内の作業は厳しいので草刈りに出たいと思います。
一雨が来れば、一気に気温が下がると思うので雨待ちですね。身の安全第一!
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