岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

草刈りの共同作業

2020年08月29日 | 岳と登山

令和2年8月29日(薄曇り)

今日は昨日程では無いけど、暑いのには変わらない。10時には30度越だし、14時には最高温度の34.5度なんでこの暑いのに草刈り作業で皆、バテバテです。

大堤の土手の斜面は踏ん張りながら刈らなければならないので、この場所の作業は辛いものですが、今日は若手のメンバーが4人程、参加して居なくてこの斜面を最初4人で作業したんだけど、高齢のオジサンが歩けないと脱落。結局、3人で作業したけど面積が広いし、斜面で踏ん張って草刈りするのって足が痛くて辛かった。

半年前にここも刈払いしたんだけど、半年でアカシヤが1m程伸びていてどんだけ成長度が高い木なんだろうかと思いましたね。午前中の作業もキツイ、辛い作業で午後は勘弁してと思っていましたが、午後もやるという事で仕方なく参加しました。高齢の人たち中心に午後は勘弁してと言ってましたが結局、作業をすることになってしまいましたが、一人は午前中で限界という事で午後はとうとう来ませんでした。

午後は農道の草刈ですが、基本、田んぼを耕作している人たちは田んぼ前の農道の草は刈っていますけど、不耕作の圃場の前は刈れていないので草ぼうぼうで地域環境を守るためには刈るしかないのです。ここは草が凄く伸びていて力仕事なんですが、平地なんでそれ程はキツクは無かったです。

不耕作にも意味があります。

先ずは高齢で農業を続けられない。親から農地を引き継いだけど農業をやる気が無い、第2の人生で農業を始めるが想定以上に辛くてやめてしまう等、色々と理由があります。

この地域に限って言えば、高齢で農業を続けられないというのはありますが、子供が引き継がないのです(50%)。サラリーマンだった人が第2の人生で退職金と貯金を叩いて農地を買って農業を始めたは良いけど、農機具の投資が多くて上手く収入が得られない(20%)。自分だって第2の人生で農業初めて黒字化したのは5年目からでしたから、そう簡単に「人生の楽園」風にはならないよ。残りの30%は専業農家でも手が回らないので耕作に不便な山間地の圃場を諦めてしまうです。自分も山の脇の12アールの圃場は耕作に不便なんでねぎや野菜の残渣を捨てる場所にしています。復田は無理になってしまいましたね。

話は変わりますが、自分は料金を支払わないで野菜を持って行く人が居るんで、頭に来て直売所を今は閉めているんですが、最近、T君が直売所を再開してほしいと何回も言ってくる。理由を聞いたら自分の直売所が開いていたころはキューリが良く売れていたらしい。だけど、自分が直売所を閉めたら途端に売れなくなったらしい。つまり、自分とこの直売所にお客さんが来るとついでにT君の直売所(50mほど離れている)でキューリも買って行って潤っていたらしいがそれが売れなくなったらしい。なので相乗効果もあるので「岳仁庵」を再開してほしいと何回も言ってきます。自分は一寸、頑固なので再開するかは一寸、不明です。ただ、ねぎの出荷も始まって規格外のねぎが出たときに前は廃棄していましたが、捨てずに売れれば若干の収入になるかなと思ってはいるんです。

今日の夕方に岳仁庵を掃除に行ったら、再開するのかと何人かが寄ってきて期待感を示されましたが、頑固爺は未だ、再開の決断はしていません。売る野菜はあるんですよ。

明日はネギの出荷はするかは一寸、微妙です。ねぎは試し掘りでほとんどは2Lサイズで頗る良い出来でバッチリなんですが、トラクターの掘り取り機の調子が今一でねぎを上手く掘り起こせなくてねぎを傷つけているんで明日、機器の調整して上手く掘り起こせたら出荷作業に入ります。

さあ!忙しくなるぞ!

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