運び屋
〜 THE MULE 〜
2019年03月08日公開
上映時間:116分
TOHOシネマズ 上野
[2019.03月に鑑賞。私的映画メモ]
楽しくも切ない
イーストウッドだから成立する物語
映画情報サイトで評判で好評化の『運び屋』を鑑賞すべくTOHOシネマズ 上野へ。
公開館が多いということもあってゆったりした感じで鑑賞。
クリント・イーストウッドの監督・主演は「グラン・トリノ(2008)」以来。
80代のクリント・イーストウッドだからこそ
この映画の良さが引き立つ。
(イーストウッド86才だってさー)
最近ではゴシップジジイっぽさがあるものの
やっぱりクリント・イーストウッドは俳優として自分のプロデュースの的確さに世界中をワクワクさせる。
監督としては人生の苦しみや素晴らしさを伝える心臓に響く伝道師なのではないかと強く思う
主人公アール(クリント・イーストウッド)は
家族を犠牲にしても自分の仕事であるユリの栽培に人生をかけ
家族に見捨てられているところから映画はスタート。
家族に経済的に成功しているのだ!と思われいがためにアルものの運び屋に、、
日本であれば「宵越しの金は持たねー」的なジジイ。
江戸っ子っぽさがあるのが親近感があるような。。
ハイウェイでパンクして困ってる家族を助けたり
運び屋の見張り役にニグロと言い
「今は、そうは言わないんだよ」って注意されて
「そうか、そうか。今は言わないのか」みたいな軽い仕草が彼らしい。
自分達には境界線がないんだぜと肌の色の有無を見せるシーンが強烈でもあり印象的。
銃を突きつけられても、自分は戦争へ行ってるんだ。
そんなモン、怖くねーよ。って
あっさりしてるはコメディーになってて暖かくなっちゃう。
警察(マ○リか?)のコリン・ベイツ(ブラッドリー・クーパー)との
家族と仕事の両立の難しさからの友情なんかは
今のイーストウッドが監督し演じるからこその
風味がスクリーンから溢れ出て感じるものがあった。
決して良い映画ではないけど
運び屋を楽しんでいたアールの魅力が
ドライビングソングとともに
すごく素敵な映画になっていた。
クリント・イーストウッドの古臭いのではなく
ヴィンテージな男の可愛くもカッコイイキャラクターに
気持ち良さがあるのかもしれない。
館内に年配夫婦が多かったのが印象的。
なんか納得の鑑賞後の印象。
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