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日本は ひとつになって !!

2011-03-29 23:53:46 | Webサイト 作成日記
■ やっぱり! 福島第一原発の状況が気になってしまい、手が進まない
■ 今のところ、「牛歩の歩み」にご容赦を !

* * * *

【 大きなうねりとなって ・・ 】

日本の各地から、各スポーツ界の選手や芸能界まで、
「日本はひとつになって!」というメッセージが発せられている。

とても良いメッセージです。

こういうメッセージが大きな“うねり”を生んで、被災して苦しんでいる方や企業
まで、一緒になって助け合っていく機運が生まれる事を切に願います。


【 足のひっぱり合いの人達 ・・? 】

しかし、日本全体が 市民みずからまとまろうとしている、本来の“民主主義” を体現させようとしている中、東京都千代田区に集まっている国家公務員の方達は 足のひっぱり合いしているように見えてしまうのは、どうしてだろうか?

それどころか、問題が発覚したり追求されてその時の “職” を辞した人達が、
次から次へと “ゾンビ”のように 表舞台まで復活してきている。
火事場の泥棒と揶揄されても仕方無い振る舞いではないか。

今は、政策論議や党内結束工作を進める時ではないはず。

自らが、まとまろうとしている市民(国民)の前に立ち、
「 まとまって、一緒にやっていきましょう! 」
「 苦労や負担はあるけど、今は心を一つにしよう! 」
・・と、 市民に対して 常に 訴え続ける時だ。


【 国をまとめる 真の リーダーシップを! 】

2010年 8月、チリ共和国で発生した 鉱山落盤事故 を覚えているだろう。

落盤によって生き埋めになった作業員 33名 を救い出すため、世界が注目した協力作業の中で、チリの大統領は 自らリーダーシップを取って国民を鼓舞して、世界へのアピールを続けた。

そして、救出の際には 実際に現場で 作業員の方々と抱擁を交わしたのを覚えているだろう。

もちろん、彼の政治的な プロパガンダ とも言えるが、お陰で チリ という国への認識が世界的に高まり、今後数年は 観光面や通商面で世界的なメリットが生まれたはず。

今回の 東北沖大地震を同じレベルに捉えるつもりはないが ・・
手法によっては、チリの場合以上に大きな効果を発揮したのではないかと考えられなかったのだろうか。

例え、政治家が支持率を高めるために利用した面があったとしても、その結果
として国民の意識が一つにまとまったり、世界の中での 認知度を高め、高い
リーダーシップの存在が外交面でも有利に作用するのであれば、それは国の
ためになる事だろう。

国のためになる事をしない政治家ならば、政治家とは言えないだろう。



プルトニウム という 現場環境

2011-03-29 23:22:07 | 日本の被災対応
福島第一原子力発電所の敷地内 5か所の土を検査したところ、人体に影響は
ないレベルで、原子炉内から漏れ出たと推定されるプルトニウムを検出したとの
報道があった。


【 現場で働く“彼ら”と プルトニウム 】

検査した箇所では問題無いレベルでも、原子炉から漏れ出た(出ている)箇所でも同じレベルに プルトニウム量が収まっているとは言えないだろう。

現場で作業している “彼ら”は、 放射性物質を含んだ水が漏れている場所を
懸命に確認しているはずだが、それは同時に漏れ出たプルトニウムと遭遇する
危険性があるという事を示している。

政府や原子力安全・保安院の発表は、「 人間には問題無いレベル 」 という
内容で終始していたが ・・ それで良いのだろうか?

現場で働く “彼ら” を配慮する言葉は当然必要だ。
そして同時に、“彼ら”の無事な帰宅を願い続けているご家族にって不安が
さらに増す事になったのだから、ご家族に対しての配慮ある発表の仕方という
ものがあると言いたい。
3/29付け 産経ニュースより、 体内被曝の防止急務


≪追記≫

今回の震災が世界に与えている損害を、ロイターは航空産業についてリポート
しているので、ご覧下さい。(動画)
3/18付け REUTERS : ロイター