今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

中華まんの日

2008-01-25 | 記念日
日本記念日協会の今日の記念日によると今日(1月25日)は「中華まんの日 」だそうだ。
1902(明治35 )年のこの日に、日本の気象官署アメダスにおける気温の最低記録、マイナス41度(-41.0°C)が北海道旭川市で記録されたことから、ホカホカと暖かい中華まんを食べるのに最適な日ではないかと制定されたものだそうだ。・・・が、どこが登録したのかは記載されていなかった。この日に中華まんを食べると風邪をひかない、受験に合格するという話しもあるそうだ。
日本で「中華まん」としてイメージされている具の入ったものは、中国では包子(パオズ、バオズ)と呼ばれているもの。中国でマントウ(饅頭、mántou)と呼ばれているものは、小麦粉などを練って作った皮(生地:きじ)の部分だけで具の入っていない一種の蒸しパンで、このなかにや具が入ると包子なる。日本で中国のマントウに似た食品としては、長崎の卓袱料理の一品でトンポーローを包む饅頭などがある。
この中華まんを初めて作ったとされるのが三国志諸葛亮(諸葛孔明の名で知られているが孔明は諸葛亮の)だ。「川の氾濫を治めるためには野蛮人の頭を川に投げる必要がある」との言い伝えを聞いた諸葛亮はこの言い伝えに納得がいかず、人の頭を模した饅頭を作り、それを川に投げ込んだ。すると不思議な事に氾濫は治まり、以来川の氾濫を防ぐため饅頭が投げられた、というエピソードがあり、この饅頭が中華まんの原型であるという。ちなみに、「蛮頭」にちなんで「饅頭」と名づけられた(中国語では同音)というが、明代(1368年 ~1644年)に完成した三国志演義(通俗歴史小説)が原典のため、信憑性が低いとする学者も多いという。
日本の饅頭の起源には2つの系統があるそうで、1つは、1349(南朝 : 正平4、北朝 : 貞和5)年に、禅宗の僧と一緒に中国から渡来した林浄因と共に入ってきたと言われている。その際、禅宗のお茶と一緒に食べる菓子として饅頭を用いる事を考えた。しかし、日本では肉食を禁じたので、代わりに小豆を使った饅頭が考案されたと言われている。その後、林浄因は、奈良の漢國神社の近くに住居して塩瀬という店を立て評判になったそうだ。林浄因は漢國神社境内社の「林神社」に祀られ、製菓業者の信仰を集めている。以下が詳しい。
林神社-饅頭伝来記
http://tokyo.cool.ne.jp/nara_hakken/bunkazaijisya/hayasijinjya-manjyuu.htm
もう1つの系統は、林浄因が伝えたとされる年より100年ほど遡る1241(仁治2)年にに渡り学を修めた聖一国師(円爾弁円)が、福岡の博多でその製法を伝えたと言われる。聖一国師は、辻堂(つじのどう=現・博多駅前一丁目)に臨済宗承天寺を創建し、博多の西、荒津山一帯をたく鉢に回っていた際、いつも親切にしてくれていた茶屋の主人に饅頭の作り方を伝授した。このときに茶屋の主人に書いて与えた「御饅頭所」という看板が、今では東京・赤坂の虎屋黒川にあるという。後にこの饅頭は酒皮饅頭とも虎屋饅頭とも呼ばれているそうだ。(以下参考に記載の「とらやホームページ・虎屋の歴史」参照)
このような饅頭とは違って、豚肉、タマネギ、タケノコ、干しシイタケなどをみじん切りにして煮たものを入れたものに、「肉まん」と呼ばれるものがある。これは、関西地方では「豚まん」の呼称が使われるが、関西では「肉」といえば一般的に牛肉を指すためである。
この「中華まんの日 」について、日本記念日協会の今日の記念日には、これ以降に記す7月25日の「かき氷の日」とは姉妹記念日となる予定・・・とも記載されていたが・・。
又、お天気の方へ戻るが、気温を左右する要因のうち最も大きいのが太陽エネルギーである。昼間の太陽高度が高いほどその量が多くなり、気温の上昇が早くなる。この太陽高度の差の影響で、高緯度地域にいくほど気温が低くなる。 太陽エネルギーを受けない夜間は気温が低下するが、大都市など熱を吸収する物体が多いところでは気温の低下が遅くなる。フェーンなどの風や、寒気や暖気などの大気の大きな塊も、気温を左右する。これには気圧配置が大きく関係する。
地形によっても気温は変化する。盆地砂漠では放射冷却が起きやすいため最高気温と最低気温の差が大きく、海辺では最高気温と最低気温の差が小さい。さらに標高が高いほど気温が低くなる。これを気温の逓減率といい、海抜0m~2000m付近では標高が100m高くなる毎に、気温は0.6°Cずつ低下するという。谷では冷風や熱風が集まりやすく、一時的な高温や低温に見舞われやすい。
最低気温があれば、当然、その反対に最高気温もある訳で、日本の気象官署アメダスにおける気温の最高記録は、昨・2007(平成19)年8月16日14時20分に岐阜県多治見市、同日14時42分に埼玉県熊谷市で記録した40.9°Cである。
読売新聞が報じた気象庁によるコメント(ここを参照)によると、原因として、多治見は高気圧の中心付近が上空にあったため、熊谷は秩父山系を越える北西の風によるフェーン現象のためとしている。
多治見と熊谷に更新される以前の1933(昭和 8)年7月25 日の山形市の記録は、40.8°Cであり、日本海を通過した台風によって発生したフェーン現象が原因とされるが、この台風では市の南西方向にある2000m級の飯豊連峰から盆地への吹き下ろしによるものであったという。 この日7月25日を、「かき氷の日 」として、日本かき氷協会が制定している。 かき氷のことを夏氷(なつごおり)と呼び、7月25日を7=な、2=つ、5=ごうりと読む語呂合わせとか。この日のことは以前に書いた。以下参考に記載の7月25日「夏氷の日」を参照してください。
異常気象が続いているが、これは地球温暖化問題や自然破壊問題の影響を受けたものだと考えられている。これからは、とんでもない最低気温の日や最高気温の日が発生するかもしれないね~。「中華まん」「かき氷」くらい食べたところで凌げないよ・・・。嗚呼!恐い恐い!
(画像は、豚まん。フリー百科事典Wikipediaより)
気温 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B8%A9
中華まん - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E3%81%BE%E3%82%93
日本記念日協会/今日の記念日
http://www.kinenbi.gr.jp/
新宿中村屋 - 伝統の”菓史” - 中華まん
http://www.nakamuraya.co.jp/history/hist_01.html
林神社-饅頭伝来記
http://tokyo.cool.ne.jp/nara_hakken/bunkazaijisya/hayasijinjya-manjyuu.htm
福岡の観光・承天寺
http://averse.hp.infoseek.co.jp/kan/ka006.html
とらやホームページ・虎屋の歴史
http://www.dwc.doshisha.ac.jp/campus_info/library/search06.html