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Yoz Art Space

エッセイ・書・写真・水彩画などのワンダーランド
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一日一書 11 思ひ出・白秋

2013-02-24 16:15:25 | 一日一書

 

有名は北原白秋の「思ひ出」の「序詩」の冒頭部。

白秋も大好きな詩人です。

いつかは、この詩人の詩も書いてみたいと思いつつ、試し書き。

思ひ出は首すぢの赤い螢の

午後(ひるすぎ)のおぼつかない触覚(てざはり)のやうに

ふうはりと青みを帯びた

光るとも見えぬ光?

あっ、「首すぢ」を「首すじ」って書いている。

間違えた……。

それにしても、螢の赤いあの部分

白秋にかかると「首すぢ」になってしまうんですね。

 


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一日一書 10 由宇と由岐

2013-02-23 10:45:03 | 一日一書

 

今年の正月、孫の由宇(男児・小4)と由岐(女児・小1)が家に来た。

ぼくの机に書道の道具が置いてあるのを見ると、

二人は、「何か書きたい」というので書かせてみた。

意外にいい姿勢で、書きはじめた。

父親(当然ですけどぼくの息子)は国語教師をしているので、何度か書き方を教えたらしい。

由宇は「由宇」と書いた。

由岐はいろいろ書いているうちに、「岐」だけ書いた。

下が余ったね、と言ったら、星の形を書いた。

孫たちが帰ったあと、ホワイトボードに二枚並べて貼ってみたら、こうなった。

なるほど。

子どもの字はいいですね。


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一日一書 9 不如学

2013-02-22 17:55:43 | 一日一書

「論語」

子曰、吾嘗終日不食、終夜不寝、以思無益、不如学也

オレは、かつて一日中ものも食わず、一晩中眠りもせずに、ものを考えた。

でも、無駄だった。本を読むほうがいいね。

というような意味。

「学ぶ」ことは「本を読む」ことだけじゃないでしょうけれど

自分の中に閉じこもって考えてばかりじゃ行き詰まってしまう。

人の、ちょっとした言葉でも、ぼくらの世界を大きく広げてくれることがある。

それもまた「学ぶ」ということなのでしょう。

 


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白隠、そして、さよなら東横線渋谷駅

2013-02-21 16:19:41 | 鉄道

 

「白隠展」に行ってきました。

 力のみなぎる書でした。

絵もまた。

「62歳の若書き」と説明のある絵があり、びっくり。

還暦過ぎてから猛烈にたくさんの書画をかいた白隠にとっては

62歳のときのものは「若書き」なんだそうです。

勇気が湧きました。

 ●

 

 

ついでに、というか、こちらが本命だったりするのですが、

東急東横線の渋谷駅の地上ホームが、もうすぐなくなるというので

思い出深きホームをちょっと写真に収めてきました。

都立青山高校勤務時代、ここから銀座線に乗り換えていたので。

ものすごい数の「テッチャン」が写真を撮っていると思ったら、さにあらず。

オジサンが一人(いやぼくを入れると二人か)いただけでした。

 

 

 

始発電車にここから乗れるので

待てば絶対に座れたのに、これからはそうはいきません。

それが残念。

 

 

ホームには、いましたね、若者のテッチャンが。

さよならプレートを一生懸命撮っていました。

イジラシイなあ。

 

 

駅員さんも、どこかしらさびしそう。

ホームには「純」(夏菜)の顔があふれていました。

おっと、竹中直人もね。

PENTAX Q10

02 STANDARD ZOOM


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一日一書 8 書道

2013-02-21 16:06:23 | 一日一書

 

書の道は、深く、果てしない。

ゆっくりと、すすもう。


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