有名は北原白秋の「思ひ出」の「序詩」の冒頭部。
白秋も大好きな詩人です。
いつかは、この詩人の詩も書いてみたいと思いつつ、試し書き。
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思ひ出は首すぢの赤い螢の
午後(ひるすぎ)のおぼつかない触覚(てざはり)のやうに
ふうはりと青みを帯びた
光るとも見えぬ光?
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あっ、「首すぢ」を「首すじ」って書いている。
間違えた……。
それにしても、螢の赤いあの部分
白秋にかかると「首すぢ」になってしまうんですね。
有名は北原白秋の「思ひ出」の「序詩」の冒頭部。
白秋も大好きな詩人です。
いつかは、この詩人の詩も書いてみたいと思いつつ、試し書き。
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思ひ出は首すぢの赤い螢の
午後(ひるすぎ)のおぼつかない触覚(てざはり)のやうに
ふうはりと青みを帯びた
光るとも見えぬ光?
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あっ、「首すぢ」を「首すじ」って書いている。
間違えた……。
それにしても、螢の赤いあの部分
白秋にかかると「首すぢ」になってしまうんですね。
今年の正月、孫の由宇(男児・小4)と由岐(女児・小1)が家に来た。
ぼくの机に書道の道具が置いてあるのを見ると、
二人は、「何か書きたい」というので書かせてみた。
意外にいい姿勢で、書きはじめた。
父親(当然ですけどぼくの息子)は国語教師をしているので、何度か書き方を教えたらしい。
由宇は「由宇」と書いた。
由岐はいろいろ書いているうちに、「岐」だけ書いた。
下が余ったね、と言ったら、星の形を書いた。
孫たちが帰ったあと、ホワイトボードに二枚並べて貼ってみたら、こうなった。
なるほど。
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子どもの字はいいですね。
「論語」
子曰、吾嘗終日不食、終夜不寝、以思無益、不如学也
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オレは、かつて一日中ものも食わず、一晩中眠りもせずに、ものを考えた。
でも、無駄だった。本を読むほうがいいね。
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というような意味。
「学ぶ」ことは「本を読む」ことだけじゃないでしょうけれど
自分の中に閉じこもって考えてばかりじゃ行き詰まってしまう。
人の、ちょっとした言葉でも、ぼくらの世界を大きく広げてくれることがある。
それもまた「学ぶ」ということなのでしょう。
「白隠展」に行ってきました。
力のみなぎる書でした。
絵もまた。
「62歳の若書き」と説明のある絵があり、びっくり。
還暦過ぎてから猛烈にたくさんの書画をかいた白隠にとっては
62歳のときのものは「若書き」なんだそうです。
勇気が湧きました。
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ついでに、というか、こちらが本命だったりするのですが、
東急東横線の渋谷駅の地上ホームが、もうすぐなくなるというので
思い出深きホームをちょっと写真に収めてきました。
都立青山高校勤務時代、ここから銀座線に乗り換えていたので。
ものすごい数の「テッチャン」が写真を撮っていると思ったら、さにあらず。
オジサンが一人(いやぼくを入れると二人か)いただけでした。
始発電車にここから乗れるので
待てば絶対に座れたのに、これからはそうはいきません。
それが残念。
ホームには、いましたね、若者のテッチャンが。
さよならプレートを一生懸命撮っていました。
イジラシイなあ。
駅員さんも、どこかしらさびしそう。
ホームには「純」(夏菜)の顔があふれていました。
おっと、竹中直人もね。
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PENTAX Q10
02 STANDARD ZOOM