きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「JAZZYな妖精たち/REVUE OF DREAMS」宝塚月組

2005年12月24日 | 宝塚(月組)
冬のアフロ祭り開催!
15時半公演は阪急交通社の貸切公演でした。
芝居でもアフロ!
ショーでもアフロ!
いや~、楽しいものを見せていただきましたよ!
まず、開演前の組長のご挨拶のゆらさんが、すでにサンタさん。
ヒゲなしで赤いスカートの可愛らしい女の子バージョンのサンタさん。
いつもの挨拶の後、はけていくときには
ジャンプのオマケまでありました。

芝居のアフロは妖精さん達。
オベロンはいつもより豪華なストレート。
イーブルはクリスマスツリーっぽい、
夜会巻き縦長バージョン(白髪)に
いろいろ飾り付け。
そして!他の妖精さんが、みんな白アフロだったの!
越リュウはさらに、トナカイの角付き赤いサンタ帽子を
被っていました。
イーブルあたりで笑いが出て、越リュウ辺りで大爆笑でした。
 
芝居は、白血病がわかるくだりが
あ~、やっぱ、勘弁してくれよ~~
とか、
どー考えても妖精を出す必要性が(ry
なんですが、
見慣れてきたので、役者さんの熱い演技が伝わってきます。
夢を叶えようとするパトリックの情熱とか
病気とわかって行動するシャノンのけなげさとか
裏の世界でしか生きられなくなったウォルターの辛さとか
悪になりきれないティモシーのお人好し振ぶりとか
やっぱり仲間が大事だと思うミックの単純さとか
いろんなところが胸を打ちました。
話運びは、本当に納得いかないんだけどね。
その範囲の中でも、役者が頑張っていて泣けてくるよ。
選挙事務所で、パトリックがサラに投げキッスを連投。
この瞬間だけは、パトリックじゃなくって、あさこだったよね。
 

ショーでのアフロは黒アフロ。中詰めの黒い衣装の場面から。
まず、さららん以下数人がカッコつけて出てくる。
けど、みんな黒アフロ。
その後に出てくる人、みんな黒アフロ。
ゆうひ、きりやんは、他より心持ち大きい黒アフロ。
あさことかなみんだけは金髪アフロでした。
みんな真面目な顔だけに大笑い。客席、大ウケ。
時々、サタデー・ナイト・フィーバーのポーズ有り。
あさこも、わざと髪をなでつける仕草をしたり。
ああ、こんなんじゃ、面白さが全然伝わらないよ~~。
ほんとうに、ほんとうに、おかしかったのよ~~。
アフロのどこかで「阪急!」と誰かが叫んでいたよ。

このショーは総踊り大会であんまり好きじゃないんだけど
前楽ともなると、テンションが高く、大盛り上がり。
特にあさこ!
いままでは、トップとして、とか、白い役系で、
みたいな雰囲気が抜けきれなかったけど、
今日は俺様オーラをバシバシ放出していました。
そうよ、こんなあさこが見たかったのよ~~。
主題歌も頭を回り始めてきたよ!
マギーちゃんやみゆちゃんが、
だんだんセンターに入り始めているので
越リュウを見ていると、一緒にフレーム・インして
見ていてすごく楽だじょ~。
越リュウのあさこリフトと
あさこのかなみんリフト、
考えてみれば、両方とも女の子なんだよな~~。
中日が、ちょっと楽しみになってきました。

印象に残ったのがほっくん(みっちゃんともホクショーとも)。
今までは、技術はあるのに・・・・ってカンジだったけど
アフロでは弾けまくりでしたよ。
やっと自分の殻を破けたのか?
こういう姿を見たかったのよ。
スイッチが入ったみたいでした。
いつもアフロ付きにすればいイイのかなあ?(嘘)

終演後のご挨拶の時、
あさこちゃんはサンタの帽子を被っていました。
楽しいクリスマス・イブだったわ。
コメント
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