きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

今週の響鬼(第43話「変われぬ身」)

2005年12月11日 | 響鬼ネタを含む話
結論から申しますと、
弟子に偉そうに諭しているわりには、
現状に納得していないのは
師匠自身でした。

先週の映像から。
この部分を掘るのはオレかよ~。
 ザンキさんにやってもらいたいな~~」と
イブキさんが思っているかどうかは定かではない。

今週のテーマは主に二つ。
 (1)修行する男子2人
 (2)怪我をした戸田山
まず、(1)から。
やっぱり京介は、なんのかんの言い訳をしているようです。
父を越える前に、今の自分を越えろ
自分の欠点を冷静に見つめ、それを直していくのも
修行のうちなのでしょう。
しかし、「弟子はいずれ一人に絞る」って話を
立ち聞きしている京介は
明日夢くんを出し抜こうと必死です。
走り込みも、タクシーに乗ってキセルしようとしましたが
それを見逃すヒビキさんじゃ、ありません。
(こういうところは鋭いのだな)
崖登りでも負けた京介は、
今までに自分が様々なことで表彰されたことを
ヒビキさんに伝えますが
過去は忘れろ
冷たく言われます。(そりゃそうだ)
そしたらブチ切れ
アンタ、オレのことが
嫌いなんだろう
どうせオレを落として
安達を選ぶに
決まっているんだ

なんだ、わかってるじゃん!!しかも弟子も辞めると言ってるし。
でも喜べないな。どうせ心を入れ替えて戻ってくるよね。ちっ。

(2)の戸田山。というより、怪我をした戸田山の姿に、
自分の時のことを追体験しているザンキさん。
ベッドから転がり落ち動けない戸田山に手を貸さないのは
自分が経験したからなんでしょうね。
こういう時、慰めなんかいらない、とか。
おやっさんの「残念」の言葉にも反論する。
「そんな言葉で片づけないでください。
 あいつは根っからの『鬼』なんです。
 『鬼』であることが、全てなんです。」

それはザンキさん、あなた自身のことでしょう。
戸田山が思うのは、『鬼』じゃないとザンキさんの側にいられないしー、ってコトでは?
立花一家、なにより日菜佳ちゃんがとっても心配しているのに
戸田山の目に入る姿は、そして耳に入る言葉は
ザンキさんのみ。
日菜佳ちゃんに一緒に温泉に行こうって約束したじゃないですか
って言われても無視。なんか言いなよ。
そしてザンキさんには、
「俺なんか、生きていても仕方がない。
 それならいっそザンキさんの手で・・・」と頼んでみたり。
それに対して、大声で怒ることなく、ザンキさんは言います。
「俺はいま、心の中でお前を殴った。感じたか?」
戸田山は感じ取ったと思ったザンキさんは、さらに続けます。
「たとえ『鬼』になれなくても、お前は『鬼』の修行を積んだんだ。
 教えたはずだよな。
 『鬼』というのは一つの生き方だと。
 つねに自分に勝つ、そういう生き方だと。」
それは、かつて自分が怪我を負ったとき、そして引退を考えたとき
自分自身に言い聞かせた言葉なんでしょうね。

師匠の言葉で、もう一度自分の力で立ち上がろうとしますが
やっぱり倒れ込みます。
そこで登場するのが我らのヒビキさん。(何気に足が「一番」ですYO!)

 「頑張り屋だな。トドはいつも」
 「すいません。
  俺、ヒビキさんの分まで頑張るって言ったのに」
 「ありがとな。
  でも、お前は充分頑張ったじゃないか。
  また元気になったら、一緒に人助けをしてくれよ。
  今度は俺が、頑張る。
  お前を待っているから」

ああ、ヒビキさん・・・・・・(涙)
戸田山じゃなくても、泣くよ。
『鬼』というのは、あくまでも猛士という組織の
一つの役職みたいなもんで。
人を助ける、という理念の元では、
『鬼』も、『鬼でない者』も、一緒なんだよね。

さてザンキさんは、今日もイブキさんのサポートです。
サポーターが現場に・・・なんて言ってるヒマもなく魔化魎来襲です。
イブキさんが攻撃されていても、
戸田山の時のように助けに行かないのは、
愛情の差ではなく、前回のことを反省したからね、きっと。
そこへ応援のヒビキさんが登場。
 「遅いじゃないか」
 「ちょっと、力をもらって来た」
 「・・・・・・・・・・行けよ」

う~ん、ツーカーだよな。
ヒビキ装甲で、後を追うDAちゃん達がカワイイ!
と、ほのぼのしていたら、
バケガニ大量発生でヒビキさん&イブキさん大ピンチ!
思わず変身しちゃうザンキさん。
変身するザンキさん自体はカッコイイと思うのですが。
弟子に言っていることと、逆のことをしているよね。
自分に負けてるのは
アンタじゃん!

戸田山でさえ乗り越えられそうな困難を乗り越えられず
死亡フラグ一直線ってのが腹が立ちますな。
出せばイイってもんじゃないんじゃ!
話の展開に血管が切れそうになったところで
今週は終わり。
 
来週の予告で、「血を吐くザンキさん」って「絵」がありましたな~。
「胸の古傷」と聞いたとき、いや、でも、まさか
そんな陳腐な絵は出さんだろう、と思っていたけど
甘かったなあ・・・。
変身して
血を吐くのなら、
戸田山を
弟子に取る前に
死んどるわい!

戸田山は前向きに頑張ろうとしているようだけど、
ザンキさんの死亡フラグは確定?
でも23・24日は太秦で、来年7日にも
松田さんが出演するトーク・ショー&握手会があるから
まあ、年内には死なないでしょう。たぶん。
あ!
004のように、死んで復活、ってネタはあり?
 
 
12日追記
・ザンキさんの台詞を訂正しました。

書き忘れとしては・・・
 ・モッチーが始めたのは「パネル・シアター」でした。
  興味があるのが
   ・パネル・シアターそのもの
   ・ボランティア
   ・保育士
  の、どれかは不明。
 ・「オロチ(=映画と無理矢理リンクさせたよなあ)」を
  封印できない洋館夫婦。
  大正浪漫溢れる彼らが五芒星を描くと
  「帝都物語」を思い出しますなあ。
  加藤もオロチも似たようなもんかしら。
  帝都物語
  小説では今上天皇をすっ飛ばして、昭和天皇から、
  (現在の)皇太子に譲位されたんだよね。
  げっ!ってことは昭和に完結した小説か・・・。
  加藤の正体がわかる10巻の発売を心待ちにしていたのって
  18年前なんだ・・・・・・。ひーーーーー。
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今週のマジレンジャー(第41話「先生の先生」)

2005年12月11日 | マジレンジャー
師走も10日過ぎれば、やって来るのは、そう
クリスマス・ネタ
小津家では毎年「仮装パーティー」をやっているんですとな。
魁ちゃんは白いタイツ着用で天使のコスプレ中。
まだ芳香ちゃんが残っているのか?
ちょっぴりオカマチックなのが、可愛く、気持ち悪い。
ヒカル先生(肌荒れ継続中)は、それを見て
マルデヨーナの沈黙の雪原でスノウジェルから言われたことを思い出します。
「冥府神と地上人が戦ってはならない」という掟を破り
戦い続ける5色の魔法使い達。
激戦ばかりで、教え子が傷つくのを見るのが辛い先生なのです。
自分の力不足を感じてるというヒカル先生に
スノウジェルは言います。
お前はマジトピアの長、
天空大聖者になれる器だ

ひーーーー。持ち上げすぎでは???
んでもって、その修行するため、「赤の魔法使いに学べ」とな。
それで魁ちゃんへ弟子入り志願です!
「僕を君の生徒にしてくれないか」
・・・・・・・スノウジェル、絶対楽しんでいるよな~~~
先生も先生だわ。スノウジェルが
あんなことや
こんなことをしろ

って言ったらその通りにするのかしら?しそうだけど。

オープニングでは「ウルザードの声/磯部勉」。
今日も出番が有りますよ!

今日の冥府は荒れ模様。
ゴーゴンがいなくなって、ドレイクがイライラしているのです。
デキてたんでしょうか
(ああ・・・・、子供番組なのに・・・・・・・・。すいません)
その姿にめずらしくワイバーン様が真面目に反応し、戦いになりますが、
龍神のウロコでできた鎧のようなドレイクの身体には全然効きません。
ワイバーン様、わかっているんだろうから無駄な攻撃をしなくても・・・。
そして神罰執行者を決めるルーレット開始。
当番はドレイクになりました。
やぁってやるぜっっ!(by藤原忍)
とばかり張り切っています。

地上では、魁ちゃんがヒカル先生の依頼を了承。
先生のマネをして前髪をかき上げるのがカワイイです。
それじゃ、てことで、中学時代の同級生・茜ちゃんの家に行きます。
彼女の家はケーキ屋さん。この時期多忙になるので
毎年手伝っているんだって。
2人ともエプロンをかけてお手伝いです。
上着は脱いだ方がいいんじゃない?
しかしアクシデント発生!!
完成したクリスマス・ケーキを載せていた机の脚が取れ
ケーキは全部パーーー。
魔法でなんとかしようとする魁ちゃんを、先生が止めます。
「突然ケーキが元に戻っても、皆を驚かせるだけだ」
(茜ちゃん一家の記憶を抜くor修正することはできないんでしょうか?)
ならば、と、ダメもとでも、ケーキを作り直そうと言う魁ちゃん。
例えイチゴが足りなくても、そんなことは後から考えれば良い。
考えている時間が勿体ない。今は行動の時!

   1ホールに乗るイチゴって6個ぐらいですよね。
    それなのに必要なイチゴを集められないって
    どれだけの数のケーキを作っているんでしょうか?
    それとも、契約農家から厳選したイチゴだけを使っているの?
    こういう時のアニキ農園・・・って展開になるのかしら???
    追記
    上に乗っかっているのだけでなく、中(スポンジとスポンジの間)に
    入っているのを入れれば1ホール10個ぐらい?

そこへドレイクの攻撃が!
とりあえず2人とも戦いの場へ。

ダゴン様はウルザード様との逢瀬へ。
ってのは大嘘ですが、
ダゴン様のおかげでウルザード様の出番ができて嬉しいっす。
「いつまで黙って見ていられるか」
ウルザード様の集中力が失われたら、ン・マが放たれてしまうとかなの?

さて、ドレイクは強いです。
その姿に、ヒカル先生はトラウマ・・・
ボコボコにやられたこと
思い出しますが、気を取り直します。
「前回の二の舞はゴメンだ!」
でも、やっぱり、みんなの攻撃は全然効きません。
魁ちゃんが「やってみなければわからない」と何度も攻撃をかけますが
全部跳ね返されちゃいます。
魁ちゃんを
後ろから羽交い締めして
止めようとするヒカル先生。
「なんでも
 やれば
 いいってもんじゃ
 ないだろう」

(この台詞に、ちょっとだけ腐ったシチュエーションを妄想しました。すいません)
「今日はオレが先生じゃないのかよ!」と言う魁ちゃんに
「そんなのはヤメだ」
先生ってば、一方的に約束を放棄。
そこへスノウジェルが地上に現れ変身します。
煌めく氷のエレメント
天空聖者スノウジェル

赤ん坊サイズから成人サイズになりました。天秤座の老師みたいです。
変身した理由は
「目を掛けていた同胞が頼りなくてな。
 しばし代わりを務めなければならん」

なかなかキツイことを仰ってますが、言うだけあって強いです。
ドレイクとは互角。またはそれ以上。
ドレイクをどこかへ飛ばします。
戦う場所を変える、というスノウジェルについていく5人。
ヒカル先生も続こうとしますが、
「来るだけ邪魔」
とスノウジェルに断られます。
一人取り残され、佇む先生。。。寂しそう。辛そう。

この戦いを見せられていたウルザード様。
傷つく魁ちゃんの姿に動揺しかけましたが、ぐっと我慢。
逆にドレイク劣勢を驚くダゴン様に言います。
「勇気とは、立ち向かう力。
 俺たち魔法使いの武器だ。
 勇気を知らぬ貴様らに、俺たち魔法使いが負けることはない」
お父様・・・・、ステキ・・・・

次週の敵は二極神ひとまとめ。
「闇の戒律」にも特例があるのでしょうか。
そして、ヒカル先生は・・・・・・・。
次回も目が離せません!
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