富豪毒殺と海軍士官失踪の2つの事件を軸に、
かつて恋人同士だった男女に再び愛の炎が燃え上がる。
すべての決着の地はカディス!
って流れなんだと思うんだけど、
なまじ役が多いばかりに全ての話が散漫すぎて
繋がりがものすごく悪い。
単調だし、軍服祭りも見分けがつきにくく、つまり眠い。
ちえねねの訳ありっぷりはいいし
ベニも悪役だしで設定的には面白そうななんだけど、
どこに焦点が当たっているのか全く見えない。
もっと主筋がしっかりしていれば。
群像劇にしてもまとまりがらなさすぎ。
なんで大陰謀が張り巡らされたのかわからんかった。
じゅんこさんとちえちゃんのハグが見どころね。
ベニの死に方は良かった!
自分では取るに足らない人間に撃たれるのって大好物なんだよ!
うっほーーーいっっっ!
ショーは楽しかった!
大介のクオリティは安定していて良いわ。
前回がミキティの「ファンシー・ガイ」だったから、
よけいにそう思うよ。
大介と星組とも相性が良いみたいだし。
賑やかで明るくて勢いがある。
退団者で一場面では涙。
「レビュー・オルキス」で眠りかけたとき
土井ちゃんのあまりの巧さに目が覚めたんだよなあ。
アド・アニーはうちから嫁に行ったんだよなあ。
御輿には驚いた!
大団扇にも驚いた!
ドアボーイで登場したちえちゃんに投げキッス、
打たれ(バットで打つかんじ)るも、
引き戻して再度投げるベニでした。
男役の女装がたくさんあったなあ。
名前と顔が一致しないけど
体格的に男役だよね、と思うところが何回もあった。
ロケットSが巨大だった。
ノイマイヤー版椿姫を知っていると
デュエダンが音の数に対して動きの数が足りないと思うけど、
あれ以上踊ったらちえちゃんが倒れるわな。
指揮は芝居もショーも「うえがき?先生」。
漢字がわからんわ。
音のバランスもテンポも良かった。
真風が真ん中が合うと思うのは真風の力量なのか、
あんな顔のトップを見て来たからなのか。
オサ、ミズだけでなく、時々タモだからなあ
【公演デザート】
「Dear ダイアーモンド!! -101カラットの永遠のデザート-」
チョコレートプリンをベースに、
ダイヤモンドの輝きのごとくまばゆく輝くアーモンドゼリー、
フランボワーズソース、ブラックダイヤのごとくつややかに光る
ダークスイートチェリーにホイップクリーム、
スライスアーモンドをそえて・・・。
しっかりした歯ごたえのゼリーを乗せるなら
下は硬めのプリンじゃなく
柔らかいムースの方がいいんじゃないかな。
フルーツもゼリーもさっぱり系なので
チョコレートとの味が合うだけに食感が惜しい。
ネタ合わせで入れたアーモンドスライスは邪魔。