
サクサク話が進むので映画としては面白いし、
編集長(?)の正義感もいいけど、
「政府と大手新聞は嘘つき」が初めから強すぎて
結論ありきの筋になっている印象も。
地方紙(?)の記者たちが
接触できる範囲の人達だからこそのソースは面白いけど
政府下っ端は情報を漏洩しすぎだ。
丹念に取材しているのはわかるけど
「不満があればマスコミにリーク」になっている。
皮肉には描いてないから
「正義があれば許される」に見える。
それこそが今彼らが取材している
「戦争開始」の大義なのに。
二人の記者が仕事中に辛い思いをして
「『大統領の陰謀』を見ちゃったのがなあ」と言っていた。
「バイス」と3つセットで見るといいかも。
記者役たちの演技は素晴らしいけど
短い時間の作品なので役割は決まっている。
これを見たあとだと反対側の人間を
多層的に演じたクリスチャンの演技に改めて感服。
「大統領の陰謀」で
「真実を追い、政府の陰謀と戦う記者」
ってジャンルができたのかな。
正直「ペンタゴン・ペーパー」ほどの
面白みはなかったけど、
この時代あたりはまだ
娯楽作品として組み立てるにはまだ早いのかな。
現地での公開時期はわからないけど、いまの日本では
「グリーンブック」と「ブラック・クランズマン」
「バイス」「記者たち」
が、セット売りされてる。
裏表ではないけど、
ひとつの事実には
いくつもの真実があるってことね。
お金はかかるが楽しいぞう!
アラゴルンvsカイロ・レン
バットマンvsサイクロプス
頭の中で異種格闘技戦開催。