水香ちゃんは儚さゼロ。
呪いを解くのに他人の手を借りなければならない口惜しさ満載。
「なぜ私ひとりでできないのー!」
みたいな生命力に満ちてます。
水香ちゃんらしいね。
弾くんは、王子要素は薄いけど
生き生きと踊ってます。
どちらも見ていて楽しい。
白鳥群舞は白いけど、
たしかに幽的ではなく
生きている人間の暖かさがあるね。
カトル男子もスッキリ脚が伸びている。
池本道化もスピード感のある踊りです。
三幕。抜粋上演と全幕とは違うんだね。
先程と比べると迫力が全く違う。
5階席なんだけど、
舞台からダンサーが
目の前まで迫ってくるかんじだった。
水香ちゃんは水を得た魚のよう。
32回転はエネルギーの大放出。
◆主な配役◆
オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子:柄本 弾
ロットバルト:森川茉央
【第1幕】
道化:池本祥真
王妃:山岸ゆかり
侍従長:杉山優一
パ・ド・カトル:二瓶加奈子、政本絵美、宮川新大、樋口祐輝
アダージオ:柿崎佑奈
【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:岸本夏未、秋山 瑛、中川美雪、上田実歩
三羽の白鳥:伝田陽美、三雲友里加、政本絵美
【第3幕】
花嫁候補:二瓶加奈子、政本絵美、加藤くるみ、髙浦由美子
四人の道化:井福俊太郎、後藤健太朗、昂師吏功、山下湧吾
スペイン(ソリスト):奈良春夏
スペイン:樋口祐輝、中嶋智哉、鳥海 創、南江祐生
ナポリ(ソリスト):沖香菜子
チャルダッシュ(ソリスト):
岸本夏未、中川美雪、岡崎隼也、海田一成
マズルカ(ソリスト):伝田陽美、ブラウリオ・アルバレス
指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京ニューシティ管弦楽団
協力:東京バレエ学校