きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「劇場版 きのう何食べた?」

2021年11月03日 | 映画


きちんと向かい合って言葉にするのって大事だなと思い、
ご飯前に揃っていただきます、と言うのって素敵だと思う。
キュンキュンな恋愛の先、のお話し。
ラブラブではある。

誰かと新しく家族になる、家族であるこを維持する。
互いに意識し合わないとその関係はなくなる。
それを丁寧に描いている。

お母さんは、どの気持ちも本音だと思う。
1つを理性で許せても
100全てを感情で許すのは別で。
そこを反発では無く、ちゃんとわかって
その上で反論するシロさんの強さは
ケンジがいればこそなんだろうな。

京都の宿を予約したのはシロさん。
「矢吹」で予約したのね。

小日向さんがジルベールには甘々になるのがいいんだよね。

これの原作のみ読んだ、
または、
TVドラマだけ見た人にはほのぼのなんだろうな。
某協会の本を読んでいると、
ケンジを見たときのシロさんの気持ちとか、ね、
いろいろ補完しちゃうよね。


京都に行きたいな〜。
永観堂の夜間ライトアップや桜もあったから、
長い期間の撮影だったんだろうな。


見たのは夜の新宿でしたが、
午前にいた日比谷でコラボメニューを2点買いました。
JEAN FRANCOISのイチゴジャムトーストはイートインで。


タリーズコーヒーのパンは持ち帰り。

コースターが、まさかのサバサンドかぶり!
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進撃のミロード attack on mylord

2021年11月03日 | 進撃の巨人
せっかく新宿に出たので
ミロードに寄りました。

新宿駅南口直結のエレベーター


西口からミロードへの坂






記念撮影









「どうする」って、
あなたとご一緒なら、どこへでも

ポスカをもらったよ!

兵長の身長水増し疑惑。
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「レジェンド・オブ・ドラゴン」

2021年11月03日 | 映画




お宝探しのロードムービー時代劇アクション、
最後は巨悪を倒して大団円、のいつもの中華映画です。
VFXの微妙さもツボ。
やはりこの手の映画は心の同志と
シネマートの小さいスクリーンで見るものですよ!

ジャッキーvsシュワちゃんは刺身のツマです。
予想どおりに。

いつものアレにシュワちゃんがゲストで、
コスプレのせいもあるけど普通に馴染んでいるよ!
お二人に比べるとその他の役者は、、、
いや、比べちゃダメか。

そこは人力か!とか、
仲間にロシア人が!とか、
小ネタが楽しいです。

ピョートルは結局国に戻れたのかな?
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「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

2021年11月03日 | 映画




TIFFで先行上映。
思っていたのと少し違った。
みなそれぞれ、恵まれているようで、
思っていなかった道を歩き、
理解されない孤独で、
無意識のうちに傷つけ合う。

時代は1925年。
日本だと昭和元年。
アメリカの西部にも自動車は走り
都会はフラッパー達の世代。

西部の裕福な牧場経営者の兄弟。
兄はイェール大学卒業、ラテン語も堪能。
弟も大学に通っていたが落第したため兄に拾われ牧場へ。

兄は友人の影響で、古い西部の男として生き、
弟は都会暮らしが忘れられない。

弟は食堂の未亡人と再婚する。
彼女も都会の映画館で働いてきた。
息子の学費に頭を悩ませる。

未亡人の息子は、母の再婚により
都会の大学で医学を学ぶ。
細い身体は西部ではからかわれるだけ。

お互いが細かく傷つけ合う。
ヒリヒリする空気がたまらん。

と思っていたら、
話は意外な方向へ。

「マディソン郡の橋」、だけど、
現れたのは魔性のゲイ、みたいな。

兄が親友だと崇拝する西部の男。
その男も兄もゲイで。
肉体関係があったかはわからないけど
少なくとも兄はその男を愛していた。

それがわかった未亡人の息子は
兄に心酔したふりをして近づく。

兄は心を開いていく。

しかし、それにはわけがあった。
未亡人の息子は、アル中の父が自殺したときに誓った。
母を守ると。
母を侮辱した兄を、実は許していなかった彼は
兄を炭疽病に罹患させ、殺す。

そこに落ちるか、で、
とってもびっくり。

冒頭の言葉は息子の誓いだったのね。
作中に何度も「炭疽病の牛の死骸に触るな」と出るのも伏線で。
医学部の息子が手袋を持っていたのも
もしかしたら兎の解剖も
その仕掛けだったのかなあ。

まさかの展開、大逆転に唸りました。
カンピオン、こう来たかー。

1925年、というのがミソかなあ。
写真は、ああいう雑紙があったんだろうなあ。

親友は、と、西部の男達に説教するのは
ある意味、惚気で。
それしかできない兄も、孤独だったんだろうなあ。
その孤独を若い息子は見抜いて利用して。
う~ん、たまらん。


ベネさんの芝居はさすが。
最近、普通のサラリーマンを見たのに、
今日は違和感なくカウボーイだった。
キルスティンも体型から中年女性だった。

カンピオンらしく、繊細で湿っぽい、暗めの映像です。
西部の砂埃、乾いた空気がちゃんと感じられるのに、
やっぱり全体的には湿っぽい。
ピリピリするような、
ささくれをめくっちゃった痛さのような、
微妙な緊張感が漂っています。
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