きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

音楽劇「スラムドッグ$ミリオネア」

2022年08月08日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


大金を手にすることができるクイズ番組。
いまだかつて全問正解者がいなかったが
1人の若者が次々正解する。
学のない彼がなぜ答えられるのか。

全問正解の賞金を出すと破産する制作会社は
彼が不正をした糾弾する。

彼が正解し続けたのは
問題と彼の人生がリンクしていたからだった。


お誘いいただいて行ってきました。
映画は未見。
インドの貧しい階層の現実が浮き彫りになり
途中までは見ていて辛いときも。

それがクイズとリンクしていくのがわかり
逆転の展開も鮮やかだった。

番組に都合良く出場できたのは?など
気になる部分もあったけど
簡易なセットをいろんな情景に見立て
1人何役もで話が進み
芝居部分はテンポが良かった。

ただ、歌と芝居があんまり合っていないような。
ミュージカルと違って、
ジャパニーズポップスになっちゃうんだよね。
そうなると、役と役者が別々になってしまうかんじがして。
音楽劇は他でも見たけど、
良さがいまいちわからない。

主人公のつらさもきつかったけど
売春婦の彼女の境遇が・・・
娘のうち綺麗な子を売春婦にして
家族の男達がぶら下がる。
貧しくてそうなった、というより
そういう社会構造なんだろうなあ。
自分が綺麗だから選ばれた、という
自負に寄りかからないと生きていけなんだろうなあ。

終演後、WIKIで見たら話や役名が結構ちがうような?
舞台は小説版に準拠なのかな?
でもたぶん、クイズ問題と人生のリンクの仕方などや
逆転の爽快感は、舞台も映画も同じだと推定。
アマプラにあるようなので、いずれ映画版も見てみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする