日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

運転免許証返上

2009年05月24日 | Weblog
 今年に入り世間で話題になっていた車の運転に関し、高齢故の自動車事故が矢鱈に多い。5月の連休に伊豆までのドライブを試みたが、自分では、まずまず大丈夫との思いはあった。2度ばかりドアーが半ドアーで、バッテリー切れを起こしたり、挙句の果てカーナビの操作に気を盗られバックした時、閉じたままのシャッター(ステンパイプ製)にトランクが当たって、凹みを作ってしまった。3ヶ月前から年相応だからと、息子と娘から、そろそろ運転は罷めた方が良いよ!と勧められていた。一応そうかな!と、気持ちの上では頷いていた経緯がある。偶々2日前から、遠回りしてでも安全のため、横断歩道を歩くように心掛け、それを実行に移して3日目、今日は日曜出勤で帰宅したところ。息子から長文の参考意見の文章を、家内が預かって夕方5時過ぎ手渡された。良く読んだところ、甚く心に響くものが大いにあった。よし!危ない!この年なのだから、はっきりこの辺で運転を止めよう!と覚悟し、決心した次第。早速息子を呼んで直に伝えた。これ程まで心配してくれている息子他家族に感謝したい。直ぐさま娘にも電話しその旨を伝え喜んで貰った。未練は無く、憶えば57年間の運転歴であった。
 7月3日の83歳の誕生日、その前日までの免許証返上日までの間に、最後に、一度だけ故郷の父母の墓と不動尊に参詣して、車を降りることにしたい。それだけは息子に許してもらった。気を付けて行って無事帰ってこよう。何だか気持ちがサッパリし爽やかになって、異質の人生が展開し、実生活として始まるような気がする。これで“生涯無事故”で過ごせるかなと言うことになろう。感謝!!だ。