この23日に開花宣言した靖国神社の桜も、昨日の寒い北風と3℃の低い気温の為、その後の開花は一休みの様であった。学校を早引けして電車で湯島天神へお礼の参拝をして来た。神社側の皆さんは大変親切で、丁寧な扱いには衷心感謝に堪えない。本殿に上がり正面を向いて座し、2礼2拍手1拝を行う中で、神主さんが禊祓いを行って下さった。神聖で大変有り難い拝礼をさせて頂いた。医学部合格の返礼と家内安全を祈念し、帰途宝物殿を拝観して菅原道真公を偲び、神社を後にした。宝物殿の絵画の内、狩野探幽の弟の狩野安信の渡唐天神の絵画を少しく凝視して来た。私と同じ名前なので興味を引いた。時に午后5時過ぎであったが、石の階段を下り鳥居を後に辞した。今まで、こんな親切な扱いをして下さった神社は、私に執って、この湯島天神と新潟の弥彦神社の2つだけであった。丁度この25日は、道真公の月命日である。6月25日が誕生日で、「未だ曽って邪は正に勝たず」と言う格言を遺されている。また「9月10日」と言う漢詩には、1月25日太宰権帥に左遷され配流の身を嘆いて、現今でも有名な漢詩を吟じておられる。それやこれやで、昨日は大変由緒深い日となったのである。今朝はメイも元気に公園でボール投げを5回実施し、帰って来てから、また廊下で3回程“疾走”を繰り返した。この分だと健康は大丈夫であろう。ほっとしている。今日はまこと意義深い感謝の一日であった。