日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

父母兄姉の、有難く、懐かしい思い出を、大事に!

2019年05月20日 | Weblog

 この年になって父母や兄姉の有難い懐かしい思い出を、とりわけ強く懐かしく回顧回想する日々が続いている。昨日で、概ね多くの人前での挨拶や講演は、これで終わりを告げたように思われる。ここで夫々たった一つだけの大事な思い出を綴り、我が人生の終末を飾りたい。父は長養舎牧場内田牛乳店の店主として、多くの乳牛を擁し多人数の配達人を抱えていた。雨季で搾乳が余ると廃棄を止め、兄が館主を務める内田屋旅館へ牛乳風呂を提供したり、配達人が急病で休みを取った際は、自ら近隣への配達にも努力した姿が忘れられない。わが旧制不動岡中学へ配達に自転車で訪れ、丁度朝の朝礼が終えて、生徒は夫々自分の教室へ戻りつつある時、父の姿を遠く眺めて、吃驚し心嬉しく感謝した思い出が、今も瞼に残り続け、決して忘却できない思い出である。又毎日の昼間には、自らボイラー室に陣取って燃料を焚き、消毒保全の勤めていた姿は、真に貴い父の大事な挙動であったんである。母は父を助けて配達前の牛乳消毒を指揮し、夕頃に至り一族一家万般の夕飯の支度に、精出して毎日働いていた姿は、本当に貴いものであった。次は玉次長兄の話に移ろう。弟の私をあらゆる面で良く面倒を見てくれた。戦時中何回か召集令状を受けて出征して、兄嫁がその留守を旅館経営と共に与かった苦労は限りなく大きい。兄が一番喜んでくれた事柄は、2~3回ほど別荘へ招待した時の喜びの声は、とても懐かしく記憶に闡明でありいつで記憶に残り続けている。伊豆高原のあの桜並木を見物した時,あれまーなんと綺麗な桜でしょう!!と喜んだ言葉はいつまでも耳にまた記憶に残り続けている。思い出深いのである。此処までは、父母と兄夫婦の嬉しい思い出である。そして姉二人の記憶は明日に持ち越そうと思う。今日午前は晴れ、午後から待望の雨が降ってくるそうである。朝ごはんの準備をして朝食まで何時もの公園へ散歩に行って来ようかと思う。


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