天変地変、年月とそれに加えて戦時中や戦後、様々な時代が経過すると、祭日や祝日の呼称が変化を示し時代背景を色濃く映し出してきたものである。お米が取れる収穫期故に、人々が仕事に精を出す意味から、勤労感謝の日に落ち着いた様である! 又そのうち変化するかも知れない。しかし何と言っても、その祝祭日が制定された由来とその時代背景を顧みる時、年月の経過と人々の暮らしを回顧する歴史事情を振り返ら無いわけにはいかないと思う。感傷ではないが又叙情詩的ではないが、あらゆる情緒を引き出して、人人の営みにアクセントを付け、ゆっくりと昔日を回顧するゆとりを、この祝祭日に味わって欲しいものである。まそれらを齎すものであろうと思う。最近小中学校の運動会も下火になって来てしまった。運動会には垣根に実って吊るされていた檎ぶるしが懐かしい。季節や時代に昔の面影が消失してしまって儚い。味も素っ気もない時代になって仕舞ったのが淋しくて悲しい。今日はこれから夕方に掛けて雨になるらしい。1っヶ月前は神嘗祭、今日は新米の収穫を国民こぞって嬉しく賞味する祭日なのである。後一ヶ月もすると、今年も終りになると思う。さすれば月日の経過の早さに驚くばかりである。健康でまた新年を迎える準備に取りかかりたい。