12月に、"学生向けロンボク島エコツアー"を開催しました。(数回に分けて報告します。)
Yui-Tool sudah membuat ekowisata di Lombok untuk mahasiswa dari Jepang.
ツアーの中で、いくつかのごみ銀行を訪問しました。
一つ目は、ゆいツールが協働運営している「ウダヤナごみ銀行」。代表のティアさんが不在だったので、スタッフのリスさん(写真中央)が説明してくれました。
Ini Bank Sampah Udayana, ibu Risty yang staff BSU menjelaskan tentang kegiatan bank sampah.
ハミドさんのシウン・グミランごみ銀行にも行きました。
Ini Bank Sampah Siung Gemilang.
ロンボクで一番成功している「NTBマンディリごみ銀行」にて。
ここでは、障がいを持った女性たちがクラフトづくりに励んでいました。
ツアーの最後で訪れたのは、「マタラム市リサンごみ銀行」の職人ヌルニアさんのお宅です。
Ini adalah ibu Hj. Nurnia dari Bank Sampah Lisan Kota Mataram.
こちらは、リサンごみ銀行の代表のウィビサナさん。(Ini adalah ketua bank Sampah Lisan Kota Mataram. Pak Wibisana)学生たちは、それぞれのごみ銀行で「住民がプラスチックごみを集めてごみ銀行に貯金すること」「作ったクラフトを売ることで、住民の生活向上に役立っていること」「ごみ銀行にごみを持っていくことで、ごみの分別が進むこと」などを学びました。
そして、「クラフトを作っても最終的にそれはごみになる」のだけれど、「ごみ銀行のシステム」は優れた環境教育ツールであるために、ゆいツールは現地でごみ銀行の活動を支援している旨を伝えました。
学生たちは、タナ・ベア村に滞在したときにこの「クラフトづくり」を体験しました。自分で作ってみて、そのたいへんさが実感できたようです。
ヌルニアさんのお宅では、ウダヤナごみ銀行のリスさん、シウン・グミランごみ銀行のハミドさん、クラフトづくりが得意なアンディさん(見習いガイド兼)が、リサンごみ銀行のウィビサナさんとヌルニアさんと熱心に情報交換をしました。
現在、アイシャさん(NTBマンディリごみ銀行)の一人勝ちのようになっているロンボクのごみ銀行の力関係を、ちょっとだけ修正したい、とゆいツールは考えています。
協働できるごみ銀行はできるだけ力を合わせて、みんなにお金が行きわたるように、そしてなによりインドネシア人に商品をもっともっと買ってもらえるように、工夫していこうと考えています。
学生たち(日本からのお客さん)が訪れることは、ロンボクのごみ銀行にとってとても大きな励みになります。
次回は、学生たちが村に滞在して体験したことを報告します。
(山)
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