ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

エコツアー体験記12月の学生さんより(その1)

2017年01月17日 | 6. エコツアー参加者の声

昨年12月21日から30日までロンボク島のエコツアーに参加しました。(最終日の朝にホテルでジャミくんと一緒に)

私は中国の出身で、3年前に日本に来て、大学の講義で世界中の環境問題についていろいろと勉強しました。

中国のゴミ問題の深刻化に関心があり、インドネシアのごみ銀行というシステムにとても興味を持って、今回のツアーに参加しようと思いました。

1日目はゴミ銀行のシステムを見学し、マタラム市の市場と村のごみの現状も見にいって、10年前の中国の風景と似ているのを感じました。

2日目から3日間タナ・ベア村でゴミの調査や村ツーリズムの開発について意見交換、そして現地の若者と交流しました。

若者とゲームしたり散策したりして、日本語も英語もあまり通じていないけれどもとても楽しくて、盛り上がった雰囲気の中で、インドネシア人のコミュニケーション能力の高さに驚きました。

村のゴミ問題については、現地の人々はゴミは環境と衛生に良くないという意識があるのですが、どうやって解決したらいいのかなかなか難しい問題だと感じました。

ごみ銀行はその解決策の一つとして、環境の改善と村人の収入の増加に役立ちます。

日本のゴミ処理システムはとても整っていますが、それをインドネシアにそのまま応用しようとしても、国の政策や自治体の仕組みなどに関わってくるので、実現することはできないだろうと私は思います。だからこそ、若者への教育からゴミに対する意識を変えていくことの大事さに気づきました。

村から市内に戻ってヒンドゥー教の寺院を散策し、宗教が人の生活との密接につながり、※ロンボクの人たちに大きな影響を与えていることを深く感じました。

(※ただし、ロンボクの住民のほとんどはイスラム教徒です)(ヒンドゥー教のお供えの花)

その後、ギリ・メノ島に向かい、インドネシア料理作りを体験し、海辺で夕日を見って南国の島でゆったり時間を過ごしました。

 この10日間でもちろんごみ銀行やエコツーリズムなどたくさん勉強しましたが、一番感動したのは地元の人々のライフスタイルです。

いつも笑っていて元気がよく、人との出会いを大切にしているインドネシアの人たちの熱い気持ちを今も、これからも忘れられないです。

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≪12月のエコツアーの様子≫

ごみ銀行での学び編

村での生活満喫編

村の若者とワークショップ編

青い海とごみの山編

エコツアー体験記(その2)

エコツアー体験記(その3)

ロンボクエコツアーのススメ

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2017年3月4日に、東京都目黒区にてインドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会を開催します。

ツアーに参加した学生さんが体験したことなどをお話ししたり、ロンボク島の暮らしのことやゆいツールの活動について、

山本がお話しします。

お申し込みは、下記のメールアドレスへメールか、Facebookのイベントページで「参加」ボタンをクリックしてください!

(Facebookに登録されていない方は、メールをお送りください)

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