7月8月のロンボク島地震災害を受けて、NPO法人APEXの会員のHさん(本業が建築士)がロンボク島に来てくれました。
Kemarin, Seorang arsitek telah datang ke Lombok dan melihat bangunan2 untuk kasih saran.
日本の災害地でのボランティア経験もあるHさん。
10日間ほどのロンボク滞在で、精力的にあちこち動き回ってくださいました。
北ロンボクバヤン地区ロロアン村訪問の時には、崩れずに残った校舎を確認して、どこか弱いのか教えてくれたり。
提供するテントをどこに置くか、メジャーで測って確認してくれたり。
仮設住宅を見学した際には、欠点や問題点を指摘してくれました。
それから、「地震に強い住宅づくり」と「自分たちで作れるアースブロック(※)」についてなどをプレゼンしてくださいました。
実演付きです。壁を支える柱が斜めに入っているかいないかで、建物の耐震性が劇的に違うことを伝えています。
話を聞いたのは、ゆいツールの活動にいつも協力してくれるタナ・ベア村のトニーさんの他、本業が建築士の方や、建築の勉強をしている人、ゆいツールの現地スタッフヘルランさんの友達などです。
また、その日に参加できなかった、ゆいツールのカウンターパートAPII(インドネシア・イスラム観光協会)のマストゥールさんとヘルランさんには別の日に、特別にプレゼンをしてくださいました。
※アースブロック ⇒ アースブロックに関する短い映像(Youtube)
ネパール地震(2015年)の時に、イギリスのNGOが持ち込んだ技術で、「セメント、砂、水」でブロックを作る方法です。
このアースブロックについては、マストゥールさんが強い関心を示し、ロンボクで地震に強い家づくりと、家を失った人たちへの支援をあわせてやっていきたい、と言っていました。
アースブロックづくりは、実現したらとても素晴らしい事業になると思いますが、今後Hさんと相談しながらゆいツールとして何ができるのか検討していきたいと考えています。(山)
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