7月8月に発生した、ロンボク大地震の支援のために、ゆいツールは学校へのテント支援のプログラムを立ち上げました。
くわしくはこちら(ロンボク島地震災害支援金募集のページ)。
ゆいツールは10月8日に、北ロンボクバヤン地区ロロアン村を訪れ、学校の様子を確認しました。
報告の一部は、こちら(クラウドファウンディングの報告のページ)をご覧ください。
校舎が大きく損傷している学校は、政府や民間からの支援が届いていました。
オレンジ色のテントは、インドネシアの国家防災庁(BNPB)からのものです。
なかには、こんなに立派な仮設教室が建てられているところもありました。
屋根は、こちらでスパンデックというアルミニウムの軽い素材のもので、壁は薄いボードを使っています。
この仮教室は、インドネシア政府や民間が協働で建てたもののようです。
こんなに立派な仮設教室が、地震からたった2か月で建てられるんだ、と正直感嘆しました。(海外の支援がなくても)
しかし、多くの学校はテントでの勉強を強いられていました。
テントもまた、外国のNGOもあれば、インドネシアの民間支援のものもあります。
割と支援が入っているな、という印象でした。
ただ、建物が大きく壊れなかった学校の支援は後回しにされている様子で、子供たちは机を外に出して勉強している学校もありました。
ロロアン村では、3つの学校がテントが必要だと判断しました。
第一弾で発注したテント10張りは、すでに西ロンボクの学校へ届けています。そして、元々届ける予定だった西ロンボクの他の学校は、訪れてみるとすでに別の支援でテントが建っていたり、仮設教室が建てられていたりしていました。
それでも、リストから漏れた主に私立のイスラムの学校や、ゆいツールのカウンターパートのトニーさんのBC英語教室、マスマス村のハビブさんの寺子屋用などに、第2弾のテントを届ける予定です。
第2弾で発注したテント(11張り)は、もうすぐロンボクへ届きます。届き次第、北ロンボクにも届けたいと思っています。
こちらは、校舎が損傷しているため中で勉強できない小学校の建物の様子です。
早くテントがロンボクに届いて、早く学校に届けたいです。雨季はもうすぐそこまで来ています。
(山)
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