◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎
一旦落ち着いていた新型コロナウイルスの新規感染者数が、東京では6月に入って徐々に増え始め、6月後半から50名を超えるようになり、7月になったらとうとう100人以上の感染者が連日報告されるようになりました。
世界では、こんな状況です。
各国における新型コロナウイルスの感染状況(上位10番目までの国と中国と日本)(2020年7月7日現在)
(出展:外務省海外安全ホームページ)
7月7日の状況としては、世界で12,000万人弱の人が感染し(最新データこちら)、日本では19,981人(7月7日10時00分時点、クルーズ船などを除く。厚労省などによる)の感染が確認されています。世界全体で、新型コロナウイルスによる死者数は、54万人を超えてしまいました。
インドネシアでは、6万4千人以上の累計感染者がいます(死者約3,200人)。感染者数は世界で26番目の多さです。(日本は56番目)
比較⇒「2020年5月11日のコラム:世界の状況とこれからのこと」
上のグラフを見ると、アメリカもブラジルもインドも、感染者数がうなぎ登りです。
世界第2位のブラジルでは、ボルソナロ大統領が新型コロナウイルスに感染した、というニュースが入ってきました。
新型コロナウイルス感染者がここまで広がると、注目すべきは感染者数より重症患者数と死者数なのかな、という気がしている今日この頃ですが、日本では以下のようなデータがあることを最近知りました。
また、止まってしまった観光に関する動きとして、「マイクロツーリズム」や「トラベルバブル」という言葉を聞くようになりました。
マイクロツーリズムは、近場の観光地を訪れることや、海外旅行に対して国内旅行に回帰することを喚起するものとして、星野リゾートの星野さんが提唱したものです。
地元の魅力を発見して楽しもう、というスタンスは、とてもよいと思います。
トラベルバブルは、「国家間の自由に行き来できる域内」のことで、最初から多くの国に対して国境を開く(規制を解除する)のはリスクが大きいので、まずはお互い安全だと合意した国同士で移動制限を解除し、自由な行き来を再開しよう、ということだそうです。
ゆいツールとしては、日本とインドネシア間で、と期待してしまうのですが、インドネシアはまだ安全ではないため、期待できません。
バリ島の知事は、9月には外国人観光客を受け入れられるようにしたい、と言っていますが、7月7日現在バリ州には1,940人の累計感染者がいて(死者25人)、西ヌサトゥンガラ州(ロンボク島とスンバワ島)の1,392人(死者65人)を上回ってしまっています。
バリ島は観光が主要な産業のため、観光がストップすると住民の生活に大きな影響が出てしまいます。
知事としては、一日も早く外国人観光客を呼び戻したい、と考えるのも無理はないのでしょうが、実際のところいつ国境が開かれる(自由に行き来できるようになる)のか、不透明です。
ゆいツールは、バリ島・ロンボク島を訪れる日が来るのを、首を長ーくして待っているところです。
(山)
(バリ島サヌールのホテル)
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