5月の中旬に、ロンボク島にお客様をお迎えしてご案内しました。
Yui-Tool memandu tamu di Gili Meno, bulan 5 2016.
最初のプログラムは、海!
ギリ・メノ島のDeana Bungalow(ディアナ・バンガロー)に宿泊して、シュノーケリングに挑みました。
夕方前は、パシャパシャとカフェの前の海を漂いました。水は透き通り、魚たちがサンゴの海を泳いでいきました。
海から上がったら、ココナツ水を飲んで芝生の上でゆったり休憩。ゆいツールの現地ボランティアのラフマンくん(Mas Rahman)と話をしています。
翌朝、朝食後にボートで海に出たのですが、海に入ってウミガメを探している途中で気分が悪くなり全員ダウン。
次のポイントの、サンゴの群落を見損ねました。
海から帰った翌日は、村プログラム。
中部ロンボクのタナ・ベアッ村のダサン・アグンという集落を訪れました。
Kami mengunjungi dusun Dasan Agung, desa Tana beak di Lombok tengah.
村で、英語の教室を開いている団体の代表トニーさん(Mas Tony)に、村を案内してもらいました。
最初に行ったのは、2月にフルーツ狩りをやったドラゴンフルーツの畑。
「ドラゴンフルーツって、こんなふうになっているの?」という驚きがあったり、田んぼが広がる風景に「日本のような、日本じゃないような」という感想があったり。
なぜかインドネシアで脱穀体験も。
次は、西ロンボクにあるシウン・グミランごみ銀行へ。
Kami mengunjungi bank sampah Siung Gumilang di desa Lelede, Lombok barat.
ゆいツールが昨年9月に講習会を行ったあとに、根気強くクラフトを作っている女性に作り方を聞いたり、作ったものを見せてもらったりしました。
そしてもちろん、お買い上げ。
次の日は、コンポストづくりとごみ銀行をがんばっているビナ・サラムという団体を訪ねました。
Kami mengunjungi tempat Bina Salam di desa Kekait, dekat Mataram.
落ち葉やバナナの木の幹の部分、ドリアンのとげとげした皮の部分などを粉砕して、良質なコンポストを作っていました。
ビナ・サラムのメンバーはコンポスト(肥料)を作るかたわら、その肥料を使ってドリアンや沈香(じんこう:香木の一種)の木の苗木を育てたり、村の各家からごみを集めてプラスチックごみを分けて業者に売ったり、クラフト用にコーヒーの空き袋を集めたり、とても精力的に活動しています。Ini pohon gaharu yang pakai kompos dibuat oleh Bina Salam.
お客さんを連れて行ったら、ビナ・サラムのメンバーはとても喜んでくれました。
私たち外国人が、ごみ銀行や肥料づくりなどの地元の活動を見学することは、彼らにとって大きな励みになります。
注目されている、関心を持たれている、と感じることで、この活動は意味があるんだ、と自信を持つことにつながります。
こういう活動をしている人たちは、お金がすごく儲かるからこの活動をやっているわけではなく、少しでも周りの環境がきれいになったら、少しでも周りにいる人たちの意識が変わってくれたら、という気持ちが根底にあります。
それはゆいツールも同じなので、お客さんには彼らのがんばっている姿を見てもらいたいな、と思っています。
それ以外にも、焼き物の里を訪れたり・・・シウン・グミランごみ銀行の代表のハミドさんは、実は焼き物も作っていました!(真ん中の葉っぱの模様の壺が、ハミドさん作)
Pak Hamid yang ketua bank sampah Siung Gumilang bisa membuat gerabah sendiri.
ヒンドゥー教徒のお祈りの場所や公園なども訪れました。
今回のツアーもまた、いろいろな側面からロンボクに触れることができました。
参加してくれたSさんの感想文はこちらです。
(山)
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