ロンボクの若者を育成するために実施した、スタディツアーの報告第2弾です。
第一弾はこちら。
芸術村Kawis Kerisant(カウィス・クリサン)で、アイシャさんにいろいろと質問していたら時間を忘れてしまい、ギリ・メノ島へ行く舟に乗り損ねそうになりました。
あわてて北ロンボクのバンサールという港へ向かい、ギリギリ間に合って舟に乗りました。
ギリ・メノ島へ到着!
(左から、ティア:ウダヤナごみ銀行代表、ハピス:ググラン村の農家さん、オパンとタンティ:ランタン村の若者)
今回ギリ・メノ島へ来たのは、毎週日曜の夕方に行われているクリーン活動に参加するためでした。
トラッシュヒーローという、世界的に有名らしい団体の支援を受けて、地元の若者が活動を主催しています。
ローカルの子供たちがたくさん参加しています。
日本のラジオ体操のように出欠を確認していて、年に2回あるイベントの時に、出席率の高かった子供にノートやペンシルなどのプレゼントが渡されるそうです。
外国の人も熱心にごみを拾います。
連れて行った若者たちも拾います。
後ろから、いっぱいになったごみ袋を運ぶために、チドモ(馬車)がついていきます。
ギリ・メノ島は観光地。外国の人が、敢えてごみを拾おうと思うのはどうして?と、ギリ・メノ島でバンガローを経営してる日本人のHさんに聞いてみると、ホテルを経営している外国の人や、観光で来てごみがあるのが気になったツーリストなどが活動に参加している、とのことでした。
イベントによくありがちな、集まって適当にプラプラ歩いて写真を撮って終わるという感じかな、と思いきや、2時間みっちり歩き回って、ごみ袋がいくつもいっぱいになりました。
歩いている途中で、ティアが持っていたプラスチックごみで作ったバックに目をとめた外国の人が質問をしてきたり、イベントを主催しているスルマンさんとティアが連絡先を交換して今後の活動協力を約束したり、いろいろと収穫がありました。
スルマンさんの活動拠点は、数か月前にオープンしました。
ごみを食べるウミガメなんて、すごいアイデアです。
ここでは、捨てそうになるものでクラフトを作るワークショップを行っているそうです。
ごみ銀行のクラフトも、ここに置いてもらったら絶対に売れる、と思いました。
今回は、スルマンさんとゆっくりお話しできませんでしたが、次回はぜひ一緒にできることを計画していきたいと思っています。
若者たちはHさんのバンガロー(Diana Bungalow)に泊まった翌日、ギリ・アイル島へ渡りました。
(山)
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