ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ロンボクの若者向けスタディツアーを実施♪ 芸術村(Kawis Kerisant)編

2018年06月28日 | ★2018年度(ロンボク)

今年度は、ゆいツールが村ツーリズムを実施している中部ロンボクのランタン村の若者を中心に、人材育成に力を入れようと考えています。

6月のある日、ロンボクで一番大きなごみ銀行、NTBマンディリごみ銀行(代表アイシャ)にランタン村のタンティとオパン、西ロンボクのググラン村のハピスさん、ウダヤナごみ銀行のスタッフを連れて行きました。

このごみ銀行は、1年前からKawis Kerisant(カウィス・クリサン)という名前の芸術村の活動も始めました。

ゆいツールが、たびたびお客さんを連れていくところです。

この村は、アイシャさんが芸術村の活動を始める前は、ごく普通の村でした。と言っても、街の中にあるので、田んぼや滝などがある田舎の村とは少し違います。ごちゃごちゃしていて、ごみが溜まっていて、薄汚れていました。

村の横を流れる川もごみだらけでした。それが今では。

すっかりきれいになっています。

村のそこかしこに、ペンキで絵が描かれています。

これらは、村の若者たちが描いたものです。

芸術村に入るときには、ひとり30,000ルピア(230円ほど)の入場料がかかります。

インドネシア人にとっては、ただの入場料にそんなに払うなんて、と思う料金です。

でも、それらは芸術村の活動やペンキ代、ごみ銀行の運営費などに充てられます。

住んでいる人たちは、豊かな人たちではありません。

村が汚かった時には、外から訪れる人なんていませんでしたが、きれいになってからは毎日のようにお客さんが来ます。

自分の村がちょっと有名になったことを、村人は喜んでいるようです。

芸術村を見学した後は、アイシャさんとディスカッションです。

ごみ銀行の商品も手に取って眺めます。

車やバイクのタイヤをリユースした商品がいろいろありました。

若者たちは、アイシャさんからインスピレーションやモチベーションをもらったようでした。

自分たちの村で、自分たちにできる新しい活動を発展させていってほしいな、と思います。

若者たちはこの後、ギリ・メノ島へ出発しました。(続く)

(山)

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