◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎
梅が咲いています。花粉も飛んでいます。春がやってきます。
(2021年2月4日,東京の梅)
日本の新型コロナウイルスの感染者数は、2月17日現在42万1138万人(死者7236人)に達しました。
インドネシアは123万3959人(死者3万3596人)です。
(バリ島は約3万人、ロンボク島のある西ヌサトゥンガラ州は8千人を超えたところです)
ただ、世界の新規感染者数が1月から半減した、といううれしいニュースもあります。
さて年度末ですが、ゆいツールは今年度はほとんど動きがなかったので、活動のまとめ作業に追われる代わりに、次の年度の準備をしています。
予算のめどが少したったので、ウキウキと作業をしています。(残りの助成金の申請書を書いたり、現地の若者たちに相談したり)
先週、若者たちとミーティングしたときに、3月に村の子供たちに環境教育プログラムをやりたい、とオパンくん(写真下、左上)から提案がありました。
オパンくんは、現在家で小学生たちに無料で英語教室を開設していて、その子たちにプログラムをやりたい、と思ったそうです。
(2月10日のミーティングの様子)
オパンくんは、子供たちを集めてプログラムをする際に、賞品(文房具類)を用意して子供たちのやる気を起こさせたい、とのことだったので、ゆいツールからは資金を提供する代わりにいくつか条件を示しました。
例えば、子供たちは全員マスクを着用すること。(なければ提供した資金を使って購入すること)
プログラムは2つ行い、子供たちのグループを二つに分けて実施すること。(密を避けて欲しい)
など。インドネシアでも、公共の場所でのマスク着用などは義務づけられていますが、村などではあまり徹底されていないようです。
(オパンくんの家での英語教室の様子)
そうそう。オパンくんの家の庭は、朝日がのぼる田園風景を見渡せる素敵なエコガーデンです。(2020年2月の様子)
3月のプログラムは若者たちに任せるとして、ゆいツールは来年度の活動を準備します。
いよいよ、マングローブ林環境教育プログラム作りが始動です。
(ロンボク島東ロンボク県のマングローブ)
あ、それから。忘れていました。
今月、ジャカルタにある私立の学校「インドネシア自然学校」の高校生11人に、環境プログラム(テーマはごみ問題)を実施します。
もちろん、インターネットを通して。
サポート役は、オパンくんと同じ村のティウィとトゥリスナ(姉妹)です。
今まで何度も村に日本の学生さんを受け入れる手伝いをしてくれて、その成果をアピールして海外留学を実現しました。
(もうひとりの姉妹、タンティもポーランドに留学中です)
ティウィとトゥリスナは現在マレーシアの大学に留学中ですが、オンライン授業のおかげで3点で繋がって授業を行うことができます。
授業の様子は、またこのブログで報告します。(報告はこちら)
これからだんだん暖かくなっていきますが、今年の桜の開花予想(東京)が1ヶ月後の3月17日、と出ていました。
本当の春が、コロナに怯えず生活できる日が、早く早くやってきて欲しいです。
(山)
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NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
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(2021年2月18日,東京の梅)