ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

大阪で新プログラムをお披露目

2014年03月29日 | 2. 日本での活動(下記以外)
少し前のご報告になりますが、1月末に大阪府の専門学校の授業で、新しい参加型学習プログラムを実施してきました。
 
「もし○○がなかったら?!」と名づけたこのプログラム。昨年ゆいツールが、大阪府にある財団からの依頼で開発したものです。
初お披露目となった今回のプログラム実施の参加者は、生物について学んでいる専門学校生13名。
私たちが日々当然のように使っている「あるもの」をテーマに、それに頼った現状や、なかった場合の不便さ等について掘り下げていくワークに、和気あいあいと参加してくれました。

 

まず、自分の家にどんな物があるのか、カードを使ったグループワークで振り返ります(写真上)。
一人暮らしでも結構たくさんの物を持っているものですね!そしてその大部分が、実は「電気で動くもの」・・・。携帯もパソコンもタブレットも、電気がなかったら用をなさないわけです。
 
そう、プログラムのテーマである「あるもの」とは、「電気」!
暮らしの大部分を様々な形で支える便利な「電気」ですが、震災など災害時のこと、原子力発電や火力発電の持つ問題・・・等、課題となる“裏側”があるのも事実です。

プログラムは、今回のように阪神淡路大震災後に生まれ、東日本大震災の直接経験もない若者や子どもたちでも、その裏側を意識してもらえるように考えて作りました。
ひとまず今回の参加者も、時には笑い、時には真面目に考えながら、最後まで楽しく参加してくれたようなのでよかったです。
あとは彼らの中に、電気に対する問題意識が少しでも芽生えてくれていたら・・・と思います。
そして、このプログラムがこれからも、エネルギー問題を考える一つの道具として、大阪で活用されていくことを願っています!(岡)

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