新年度が始まりました。
ロンボクの活動に、新しい予算(ロンボクにもっとごみ銀行を増やすための予算)がつかないかなぁと思っていましたが、結果は「残念」。
不採択理由を紹介しましょう。
「対象者の規模、活動による効果が要望書からは十分読み取れなかったため、優先度が低くなりました。」
「クラフトづくりのニーズなど住民の主体性が要望書から読み取れなかったため、助成の優先度が低くなりました。」
ということです。つまり、要望書の書き方がよくなかった、ということですかね。
さて、今年度は2016年度から引き続き、学生さんをロンボクの村や海に連れて行くプログラムを行います。
(↑ 2016年12月のツアー)
(↑ 2016年9月のツアー)
一般の方のエコツアーのコーディネートも行います。
現在、「リンジャニ山に登りたい!」「サーフィンをしたいけどエコツアーにも参加したい!」「今年、タイミングがあえばロンボク島に行きたい!」というお客さんがいらっしゃいます。
ロンボク島で、リゾートホテルに滞在するのもよし。
村に泊まってみるのもよし。
新たなエコツアースポットも開拓したので、何度来ても新しく味わえるロンボク!になること間違いなしです。
そして今年度は、学生インターンを受け入れるかもしれません。
ゆいツールは、ロンボク島で日本語を学ぶ若者や、村でツアー客を受け入れて村ツーリズムを発展させていこうと意気込む若者たちと一緒に、ロンボク島のエコツアーを盛り立てていこうとしています。
それから、忘れてはいけないのは「ごみ銀行」の支援。
こちらは、ゆいツールが協働で運営している「ウダヤナごみ銀行」の作業の様子です。
コーヒーやジュースなどの小袋を洗って干してきれいにしているところです。これがクラフトの材料になります。
そして、昨年11月より、ギリ・メノ島のDiana Bungalow&Cafeのご協力をいただいて、プラスチックごみを活用したクラフト商品をショップに置いていただいています。ウダヤナごみ銀行は、他のごみ銀行の職人さんから商品を買い上げ、このショップで販売しています。
3月までで、27個の商品が売れました。
3月に納品したら、即買いしていただいた商品です♪(同じ商品をあと2つ!とご注文いただきました)
売る場所と、作る人をつなぐ仕事も、ゆいツールにできることのひとつです。
さてそんなわけで新たな予算はつきませんでしたが、今年度もロンボクの人たちと一緒に持続可能な発展を目指して活動してまいります。
(山)
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NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool@gmail.com