ブログって怖いなあと思います。
よく読ませてもらっているブログでこの方がこういう発想するんだあと思う記事がありました。それで今まで好感を持っていたその方に?がついてしまって・・・
そうするとすべての記事をマイナス方向に読んでしまう・・同じ記事が全然違う印象になってしまうんですね・・
ブログは定期的に書いていると自分のすべてが出てしまうと思います。そのつもりで書いていかないと周りが勝手に描いてくれていた良い人物像が「な~んだ」に変わってしまってこんなばずじゃになるかもしれません。
他人がどう思おうと自分は自分だという人じゃないと続けちゃいけないのかもしれませんね。
ところで、そのブログを書くことを若い方に勧めている勝間和代さん、この方の本をまた読んでしまいました。
勝間和代さんは2年ほど前に福岡での講演会に参加し、鋭い話が面白く、若干ファン状態でしばらくは何冊か本を読んでました。
いまほどもてはやされる前の話ですが、その頃から熱狂的な取り巻きがおられ、なんじゃこりゃっと思いましたが・・ いまは「カツマー」というらしいですね。
この現象はあんまり好きではありませんが、刺激を受けた若い方の中から本物が出てきて、日本が変わっていけばいいと思っています。
ということで「勝間和代」というキーワードはプラスとマイナスのイメージを持っております。・・もちろん、ご本人のことはテレビや雑誌を通じてしか知りませんので、人物がどうかなのは自分
にはわかりません。
多作の方なのですが、通常たくさん本を出している方のものはどれも似てくるので、読まなくなるのですが、この方の本は定期的に気になるものが出て読んでしまいます。
20代、30代に向けて書かれていますので、ちょっと対象じゃないし、自己啓発本だしなあと思いつつ、手を出してしまいます。
今回の「断る力」も共感できる本でした。
日本人の同調性に流されないで、自分の利益を考えて断る時は断りましょうと要約してしまうと身も蓋もありませんが、随所に40代の自分でも沁みるエピソード、文章があります。
うまくまとまったすんなり読める自己啓発本だと思います。ある程度の年齢の人には当たり前と思うことが多いですが、このようにまとめてわかりやすく説明できるところがすごいところです。
恐ろしいのはこれを読んだ若者が勘違いをして、雑用を頼んだ時に「それ私の利益になりませんから」なんて言われて断られる現象が起きないかということ。
恐ろしいのは若者の方ではなくて、それに対して意義を説明できずに立ち尽くす自分の方。・・・なんて考えていたら、結局いま組織の中で若手に指導をしなくなったのは、みんな自分に自信がなくなっているからかなあと思い至ったりしております。
いや~若者から「それってどういう意味あります!」なんて反論されたらしどろもどろになりそうで、それなら何も言わないでおこうになりません?→違うかな~
若者のちょっと勘違い「No」が出てこないよう「断る力」→せめて「選択力」ぐらいにして欲しかった。・・・インパクトないか。。
ところで勝間和代さん、日々パワーアップされていると思います。
自分の能力を最大限引き出す。
自分のやりたいことをやる。
自分の思う道を進む。意思決定をする際に障害になるものがない(収入とか、家庭のこととか=自分で解決されてきた)。
私はどういう働き方をしたかったんだろうと考えた時に、例えば組織で上を目指したい、例えば会社を経営したい等々、どれもそれなりに魅力があるんだけど、それのどこに惹かれていたのか?
それを突き詰めて考えると勝間さんのような働き方をしたかったんじゃないかなあ。
自分の能力を生かして、自分が楽しめる仕事をする。当然ある程度の収入=身の丈で欲しいものを我慢しなくよいくらい。
組織の上を目指す→上に立って自分で意思決定をして、自分が楽しめる仕事をする(=ほんとはそういう仕組みではないけど)、
会社を経営したい→自分の能力を活かす等々
自分の能力と努力で自分の生き方を手に入れている方、それが勝間和代さんだと思います。
若かったら勝間さんを目指してた? (こういうレベルの仕事をしたいという意味ではなく、こういう生き方をするという意味で。)
いえいえこれは才能です。この方だからできてること。
若い方もそれに気づいて、真似するんだったら一部にしないと挫折すると思いますよ。それこそちゃんと自分で考えて生きてください。