本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

フィリピンODA編

2010-04-27 22:59:56 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
最近、我ながらブログがぱっとしないなあと思うんです・・

いえ、以前からです ってツッコまれそうですが、面白くないと思う人は一瞥だろうから・・
そう言ってくれる人もいないかあ・・

最近、本の話が多くて、その本たちがなあ~~ 

ということで・・

本でもいいからウキウキネタと思って、眺めていたら・・

ありました!!!

「勇午」

作 真刈信二さん、 画 赤名 修さん 

最近、フィリピンODA編 1 を読んで、もう 2 出たかなあ~

ネゴシエーター ユーゴ いい男です!

講談社 イブニングKCDX です。

こんでもウキウキ度、いまいちだなあ~

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「現代の二都物語」アナリー・サクセニアン著

2010-04-27 22:21:33 | 本・雑誌、読書
アメリカの半導体産業の集積地、シリコンバレーとボストン・ルート128の二地域を比較し、地域の発展の要因を分析したもの。
原著は1995年に書かれたものです。

結論は最終章「結論」の最初にあるとおり、「シリコンバレーとルート128の対照的な経験は、地域ネットワークの上に構築された産業システムのほうが、実験や個別企業の中に閉ざされている産業システムより柔軟で技術的にダイナミック・・」

「ルート128」という地名を最近ではほとんど聞かないことから、この両地域の勝敗は明らかです。

勝者であるシリコンバレーの形成過程の中に地域発展のヒントをあるのだろうと思います。

シリコンバレーは、金もうけをしたいとか、有名になりたいではなく、純粋に新しい製品をつくることを楽しんでいる人が集まっているようです。

ですから、他社に技術が盗まれることよりも技術を公開して新しい化学反応がおこる方を選んでいて、それが実際新しい製品の開発につながっています。
みんなが同じようにオープンな研究開発環境を求めるから新しいものがどんどん生まれてくる。

両地域の企業は地域を発展させるために行動しているわけではなく、たまたまシリコンバレー内企業の行動が、地域の発展に結びついた。

それでここから逆に考えると地域発展には、企業あるいは地域の構成員をつなぐ「ネットワーク」がカギになるのかなあ~
逆は真ならずですけど、私が以前から勝手に思い込んでいる「地域を元気にするためには、地域で各自活動しているキラリと光る人たちををつないで面にする」という発想にちょっと自信を持ってしまうのです。

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