本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「負けてたまるか!若者のための仕事論」丹羽宇一郎著

2010-06-26 11:03:15 | 本・雑誌、読書
丹羽さんの本は数冊読んでおりまして、読むたびに元気になります。

伊藤忠のトップになるような方はそれだけ凄い方でありまして、有言実行、ちゃんと実行してきたからこそ言える本物のお話でして・・

それが怠け者の凡人の参考になるかというと、きっぱり「ならない!!」のであります。

本の帯にもありますがWORK=LIFE 仕事こそ人生だ! と言える人生は送れそうにないなあとも思うのです。

ちょっと否定的に見ているようですが、仕事を始めた時は「アリのように働け」と言われているところは、まさにそうだと共感するところで、

長いこと仕事をやっていても新しい仕事、いえ慣れた仕事でさえ、手を抜かずやってこそ自分に向いているのか、自分がその仕事を好きなのかがわかるのかなと思います。

この言葉を見るたびに、自分ではやっているつもりでも実はまだやれることをやっていなかったり、本質を理解する前に自分には合わないと決めてしまっているのではないかなあと考えてみます。

自分を活かした仕事をしたいというけれど、自分を客観的に見ているか、金をもらって仕事をするってなんなのか、キチンと考えなくちゃいけないのではとも。

こういう話って・・

若者向けのタイトルがついているけど、残念ながら若者は読まないかもしれませんね。

コメント
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