本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

【続き】日本型経済危機とブログ離れ ニューズウィーク日本版 2010.9.8から

2010-09-05 22:51:54 | 本・雑誌、読書
昨日の続きで今日はブログ離れについて

ニューズウィーク日本版9月8日号の48ページの記事「無償で投稿しろ?冗談じゃない」ですが、

2009年春、ウィキペディアの勢いに陰りが見え始めたそうです。
自分の周りでウィキペディアのことが聞かれなくなったような気がしていましたが、やはりそうだったのかと思いました。
Twitterが出てきて一般の人がアップした情報が完成度が高ければ十分に価値を持っていて、基本的な機能は違うものの、ウィキぺディアと一部重なるように見えたのですが、
その考えが素人的発想だとしても
例えばTwitterで頻繁に呟いているとブログアップの意欲が薄れてしまう(自分だけではないと思います)ように
ウィキペディアで無償の編集者をしていた方がTwitterユーザーになった時に同じように感じる可能性がある気がしております。

ウィキべディアに限らず、無償の労働を提供してくれる人で充実しているサイトはその人たちの関心が覚めてしまうと急激に質を落としてしまうことをユーザーが気づいたら
やはり有償のものが無償に比べ質が高いという考えに戻ってしまいます。

また、作成者側も時間を使っている割には報われないということがわかってしまうと「何やっているんだろう」という気になって急速に熱が冷めてしまうかも。。


この記事、見出しだけ拾ってみると

・インターネット ウィキべディアやブログの失速で見えてきた「ソーシャルメディア」の転換点
・アメリカの全世帯の3分の2がインターネットに接続している時代にオンラインの世界に無償奉仕するという発想はもはや新鮮に見えない
・ツィッターの書き込みの90%はわずか10%のユーザーの投稿だという 利用者の大半はほかのユーザーの書き込みを読んでいるだけに過ぎない

結局、人間って自分の労働に対し何らかの報酬(お金に限らないでしょうが)を求めるものであって、

この記事はあくまでメディアに限定されたものですが、

世のソーシャルなんとか流行りって心配ないのかなあって、余計な事の方が気になっています。

コメント
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