本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「国をつくるという仕事」西水美恵子著

2010-09-23 22:21:00 | 本・雑誌、読書
最近、各国事情を書いた本を読んでいます。

「ハーバードの「世界を動かす授業」」がとても面白かったので、
http://blog.goo.ne.jp/yukumi-h/d/20100917

しばらく積んでいたこの本も読んでみました。

あちらこちらで各世界機関がエリートの集まりで機能していないなどのネガティブな批判を読んでおり、
また、「国をつくる仕事」という言い方にちょっと反発もあり(著者がつけたのではないでしょうが)、
買ってそのままにしていたのですが、

世界銀行の副総裁時代のことについて、現地滞在で見たこと感じたことが書かれており、今まであまり知ろうとしなかった国の貧しい生活

を少しだけ知ることができました。

元は雑誌の連載のために書かれたもので、一般の読者対象に著者の熱い想いも入れつつ書かれております。

世銀の活動はあまり書かれていないのでちょっと不満は残りますが、国を思う為政者の姿が感動的で印象的です。
対象となった国について、もっと詳しく知りたいと思います。

コメント
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