今日は一日、1か月ほど前から読んでは止め、読んでは止めしているジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」の下巻を読んでいました。
第二次世界大戦直後からの日本を精緻に記述したこの本は、自分に日本人とは何かを考えさせてくれる本の一つとなっていて、読み始めた時に、日本人のネガティブな面をまさに「さらけ出す」という言葉がふさわしい内容は、かなりショックでした。
なかなか読み終わらないのも、すんなり読めないところがあるからかも・・
この本では憲法制定時の話も出てくるのですが、押しつけられたという表現を使う人もいるのですが、改正手続きにかなりの制約がある憲法が、言葉は相応しくないかもしれませんが、「雑」に作られていたんだなと再認識いたしました。
まあなんにしても出発は良くなくても時を刻むうちに、それなりのものになっていくっていうのもありますんで、いまの憲法がどうなのかというのは、いまの憲法を見ている私たちが判断すべきことであって、制定(明治憲法の改正?)時どおりの評価は当てはまらないのかもしれません。
憲法は国の基本ですから、本来は国民みんなが親しみを持って接するものなんでしょうが、誕生時点の問題もあり、また護憲、改憲論があって、なかなか一般人には親しみあるものとはなっていません。
そもそもどれだけの人が憲法をきちんと知っているのか(そう書く自分も自信がありませんが)・・
私がきちんと憲法を読んだのは、大学に入ってから、それも憲法の講義を選択してですから、いまの若い人たちもひょっとしたら状況は変わらない、あるいはそれ以上に触れる機会がないのではと思ったりします。
憲法にしろ、国旗にしろ、国歌にしろ、自分の国を考えるものが日本って国は何か触りにくいものになっていて、案外不幸だなって思います。
さて、もうあと1時間弱で2012年の憲法記念日も終わり。
憲法記念日を意識したのは自分が年齢を重ねて、自分の存在、自分の国について考えたくなっているのかもしれません。
そういう意味では順調に、健全に高齢者になっているんだなあと思ったりして・・
第二次世界大戦直後からの日本を精緻に記述したこの本は、自分に日本人とは何かを考えさせてくれる本の一つとなっていて、読み始めた時に、日本人のネガティブな面をまさに「さらけ出す」という言葉がふさわしい内容は、かなりショックでした。
なかなか読み終わらないのも、すんなり読めないところがあるからかも・・
この本では憲法制定時の話も出てくるのですが、押しつけられたという表現を使う人もいるのですが、改正手続きにかなりの制約がある憲法が、言葉は相応しくないかもしれませんが、「雑」に作られていたんだなと再認識いたしました。
まあなんにしても出発は良くなくても時を刻むうちに、それなりのものになっていくっていうのもありますんで、いまの憲法がどうなのかというのは、いまの憲法を見ている私たちが判断すべきことであって、制定(明治憲法の改正?)時どおりの評価は当てはまらないのかもしれません。
憲法は国の基本ですから、本来は国民みんなが親しみを持って接するものなんでしょうが、誕生時点の問題もあり、また護憲、改憲論があって、なかなか一般人には親しみあるものとはなっていません。
そもそもどれだけの人が憲法をきちんと知っているのか(そう書く自分も自信がありませんが)・・
私がきちんと憲法を読んだのは、大学に入ってから、それも憲法の講義を選択してですから、いまの若い人たちもひょっとしたら状況は変わらない、あるいはそれ以上に触れる機会がないのではと思ったりします。
憲法にしろ、国旗にしろ、国歌にしろ、自分の国を考えるものが日本って国は何か触りにくいものになっていて、案外不幸だなって思います。
さて、もうあと1時間弱で2012年の憲法記念日も終わり。
憲法記念日を意識したのは自分が年齢を重ねて、自分の存在、自分の国について考えたくなっているのかもしれません。
そういう意味では順調に、健全に高齢者になっているんだなあと思ったりして・・