5月24日テレビ東京系の「カンブリア宮殿」でドワンゴ(代表取締役会長 川上量生氏)の特集を見て、この会社すごく気になりました。
ハッキリ言って、中高年の自分にとって名称は知っていたものの番組中で初めて中身がわかった「ニコニコ動画」については、すぐ見てみようかとかいう気持ちはまったくわかなかったし、自分の中では、ハマったらまずいから見ないようにしようと思っている「YouTube」と同じカテゴリーに整理しました。
でもニコ動そのものやそれにハマる人たちにまったく共感がわかないながら、理解不能ながら、ものすごく気になって、また好感を持っている自分がいて不思議な感覚です。
それで、すぐ資料に頼ってしまう私は、Amazonで検索して、佐々木俊尚氏の「ニコニコ動画が未来を作る ドワンゴ物語」を読みました。
この本のAmazonのカスタマーレビューを見ると評価が分かれていて、なんとなくわかります。
ちょっと後半部分がダラッとした感じがありましたが、私はとても面白くて(特に前半は感動しました)、佐々木さんの構成や文章のうまさを感じたんですが、私のような世代向きの本かなと。現象を言葉で整理したがる世代に受ける本かもしれないなと思いました。
若い人が読んだら、なんでだらだら解説が必要なんだって感覚かなっと。
だから、どんな人が面白さを感じているんだろうと気になりました。
さて、そんな私、テレビの放送以降、空いた時間があると頭の中にドワンゴが出てきて、番組から考えたことなのか、本から考えたことなのかわかりませんが、いろんなことを考えました。
いまだにニコニコ動画は見ていないし、ドワンゴがどういう会社で、川上会長以下、カンブリアの村上龍氏や佐々木氏が言うものすごく優秀でしかし不思議な社員さんたちが実際はどういう人かわかりません。
だから、自分が考えていることは、ドワンゴという会社や提供するサービスとはまったく関係ないことかなとも思っています。
と、まとまらない前置きをした上で、
まず考えたのは、過去、日本の成功した企業ってドワンゴみたいだったんじゃないかな?ということ。
自分が打ち込めることをやっていたら優れた技術が身について、その技術を使って自分がやりたいことをやって、それが受け入れられた。
ホンダのバイクやソニーのウォークマンもそうだったのでは?
会社の利益の前に、自分たちが作りたいものがあって、それを優れた技術を使って作り上げてきた。
まずやりたいって思う気持ちがあって、すごいものが出てきた。目の前におもしろいことがあって、ただそれをやりたいって思う。
会社の経営状態とか、ましてや日本経済がどうのこうのと考えていたら、面白い仕事なんてできない。
自分たちが楽しんでいないのに、人をワクワクさせるものなんて作れるはずがない。
頑張らないと会社が駄目になるなんて話を聞かされて、義務的に頑張ってもうまくいくはずない。
なんか日本全体が守りに入っていて、いまあるものにしがみついている。
そんなこと忘れて、自分がやりたいこと、やりたいって思うことをやること、やってもらうこと、やらせてもらうことが大事なんじゃないかなあって思いました。
それから考えたのは自分たちが既成概念にとらわれていること。
ドワンゴみたいにハチャメチャな会社があったら、逆にどうしてハチャメチャじゃいけないんだろうって考えてしまう。
会社にどうしてスーツを着ていかないといけないのか?
どうしてみんな同じ時間に働かないといけないのか?
会社で働くことだけが働くってことなのか?
自分が疑問に思ったもので本当に必要なものってどれくらいあるのか、当たり前と思っている考え方から解放されたらもっと自由な発想、仕事ができるんじゃないか?
それから、ネットワーク。
この言葉、いまよく使われてますが、そこで言われる単に人と人のつながりではなくて、
個人がつながって違う発想を生み出すとか、企業が自社のことばかり考えずにもっとオープンになれば、相乗効果がでるとか。
いままでとは違う仕事のやり方がすごい成果を出しそうな、それが何かは業種とか、関わる人によって違うだろうけど、そんな気がしました。
まだまだいろいろ考えたことがあるけれど、とりあえずこのくらいで。。
ハッキリ言って、中高年の自分にとって名称は知っていたものの番組中で初めて中身がわかった「ニコニコ動画」については、すぐ見てみようかとかいう気持ちはまったくわかなかったし、自分の中では、ハマったらまずいから見ないようにしようと思っている「YouTube」と同じカテゴリーに整理しました。
でもニコ動そのものやそれにハマる人たちにまったく共感がわかないながら、理解不能ながら、ものすごく気になって、また好感を持っている自分がいて不思議な感覚です。
それで、すぐ資料に頼ってしまう私は、Amazonで検索して、佐々木俊尚氏の「ニコニコ動画が未来を作る ドワンゴ物語」を読みました。
この本のAmazonのカスタマーレビューを見ると評価が分かれていて、なんとなくわかります。
ちょっと後半部分がダラッとした感じがありましたが、私はとても面白くて(特に前半は感動しました)、佐々木さんの構成や文章のうまさを感じたんですが、私のような世代向きの本かなと。現象を言葉で整理したがる世代に受ける本かもしれないなと思いました。
若い人が読んだら、なんでだらだら解説が必要なんだって感覚かなっと。
だから、どんな人が面白さを感じているんだろうと気になりました。
さて、そんな私、テレビの放送以降、空いた時間があると頭の中にドワンゴが出てきて、番組から考えたことなのか、本から考えたことなのかわかりませんが、いろんなことを考えました。
いまだにニコニコ動画は見ていないし、ドワンゴがどういう会社で、川上会長以下、カンブリアの村上龍氏や佐々木氏が言うものすごく優秀でしかし不思議な社員さんたちが実際はどういう人かわかりません。
だから、自分が考えていることは、ドワンゴという会社や提供するサービスとはまったく関係ないことかなとも思っています。
と、まとまらない前置きをした上で、
まず考えたのは、過去、日本の成功した企業ってドワンゴみたいだったんじゃないかな?ということ。
自分が打ち込めることをやっていたら優れた技術が身について、その技術を使って自分がやりたいことをやって、それが受け入れられた。
ホンダのバイクやソニーのウォークマンもそうだったのでは?
会社の利益の前に、自分たちが作りたいものがあって、それを優れた技術を使って作り上げてきた。
まずやりたいって思う気持ちがあって、すごいものが出てきた。目の前におもしろいことがあって、ただそれをやりたいって思う。
会社の経営状態とか、ましてや日本経済がどうのこうのと考えていたら、面白い仕事なんてできない。
自分たちが楽しんでいないのに、人をワクワクさせるものなんて作れるはずがない。
頑張らないと会社が駄目になるなんて話を聞かされて、義務的に頑張ってもうまくいくはずない。
なんか日本全体が守りに入っていて、いまあるものにしがみついている。
そんなこと忘れて、自分がやりたいこと、やりたいって思うことをやること、やってもらうこと、やらせてもらうことが大事なんじゃないかなあって思いました。
それから考えたのは自分たちが既成概念にとらわれていること。
ドワンゴみたいにハチャメチャな会社があったら、逆にどうしてハチャメチャじゃいけないんだろうって考えてしまう。
会社にどうしてスーツを着ていかないといけないのか?
どうしてみんな同じ時間に働かないといけないのか?
会社で働くことだけが働くってことなのか?
自分が疑問に思ったもので本当に必要なものってどれくらいあるのか、当たり前と思っている考え方から解放されたらもっと自由な発想、仕事ができるんじゃないか?
それから、ネットワーク。
この言葉、いまよく使われてますが、そこで言われる単に人と人のつながりではなくて、
個人がつながって違う発想を生み出すとか、企業が自社のことばかり考えずにもっとオープンになれば、相乗効果がでるとか。
いままでとは違う仕事のやり方がすごい成果を出しそうな、それが何かは業種とか、関わる人によって違うだろうけど、そんな気がしました。
まだまだいろいろ考えたことがあるけれど、とりあえずこのくらいで。。