本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

国を変えるのはやっぱり政治だと思うけれど

2010-06-02 22:04:03 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
鳩山さんが辞任されて次は誰か?になっているようです。

永田町は完全参議院選挙モードなのでしょうか。

最近ハマっている三国志に重なっています。
国を取るためには戦わなければならない。
国を取ってこそ目指す政治ができる。
しかし、戦いつづけないと国は守れない。
でも戦いだけをやっていると国は荒れてしまう。


いまの時代、こういう国を作ってみたいなんて思う政治家がいなくなっているようで・・

そのくせ国は欲しがって、国を取ること(票をとるための人気取り政策)ばかりに熱心。

一体何のためにやってらっしゃるのか。

バッチをつけたい?先生と呼ばれたい?黒塗りの車に乗りたい?

なんで日本が駄目になったのかなあってずっと考えています・・

まず中間層が頑張らなくなったのかなって思ったんですけど・・

昔からプロジェクトXに出てくるような人たちはわずかで、隙あらば怠けたいと仕方なく働いている人たちが多数。
その状況は変わっていないのでは・・

それでは中間層を引っ張るリーダーが駄目になったのか?

企業のリーダーがいくら優秀でも・・あくまで一企業のことを考えなければならないでしょう。
社会全体のことを考えて企業経営を行っていたら、自社の経営さえ危ういでしょう。

以前は自社のことを考えることが社会の利益とも合致し、それでよかったのかもしれないけれど、
現在は必ずしも自社の利益と社会の利益が同じ方向を向いていません。

つまり・・昔は企業の売り上げが増えることが雇用者の所得の増加につながってそれが社会全体を豊かにしてきたけれど、

グローバル化が進んだ現代では日本企業と言えども安い労働力を求めて、日本を捨てて世界へ出ていく。
企業が利益を確保できても日本の労働者は幸せにならない。

またグルーバル競争の中、削れるだけ削ったコストをさらに削ろうとすると人件費に手を付けざるをえなくなり、社会の多数を占める雇用者が不幸になってしまう。

もはや企業経営者に社会全体を考えてもらうことは大変厳しい状況です。

そうすると国の仕組みや制度を作る政治こそ、リーダーが必要だと思いますが、もはや選挙は専門領域になってしまい、
素人が入るのは無謀というのが一般常識化しているような・・

仮に入りやすかったとしても、そもそも幼いころから受験一色で具体的な学校だけを目標にしてきた人たちが、天下国家などという不確実なモノを動かすことに魅力を感じてないし、リスクも取らないのでは・・

イノベーション施策とか、エコ施策とか一つの省庁がちまちま事業をするのではなく、

例えば中国で沿岸部に特区を設け、経済を活性化させたように、民間が自由に動いて
自律的に日本を動かしていくように法律や制度を整えていくべきと思うけれど、

そのためには政治がビジョンを持って国の将来像を描きそれに向かって進んでいくべきと思うけれど・・

職業政治家と無関心かつ他力本願の国民
汗をかこうとしない国に幸せは訪れるはずもなく、自業自得と言われる結果が待っています!

でも自分は、ばっちり粘着質ですから・・まだまだ望みを捨てたくないですねえ

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「iPadであなたはもっと馬鹿になる」

2010-06-01 23:59:33 | 本・雑誌、読書
「iPadであなたはもっと馬鹿になる」
NEWSWEEK日本版2010.6.2のダニエル・ライオンズさん記事のタイトルです。

何の理由もなく、iPadが気になって、iPadを特集している雑誌を目にしたら読んでいます。
見つけただけでも短期間で以下のとおり。

2010/5/15 週刊ダイヤモンド 「アップル丸かじり」
2010/5/31 日経ビジネス 「iPad上陸」
2010/6/1 週刊エコノミスト 「電子書籍革命」
2010/6/2 ニューズウィーク日本版「iPad」
2010/7月号 クーリエ・ジャポン「アップルが、世界を変える。」

私の馴染みが深い「週刊東洋経済」さんがまだですが・・
ポリシーなのか、乗り遅れたのか・・

たまには雑誌の読み比べもいいもんだなあと各雑誌の特色が出ていたり、出ていなかったりを楽しんでいます。

さて、iPadの登場がどういう意味を持つのか・・盛んに雑誌で取り上げられているのは、やはり世の中を変えるものだからなのかなあと思ってしまいます。

単に出版社にとっての危機、紙の印刷物の危機という意味が大きいだけで、
その出版業界の危機感であんまり関係ない人も何やらとっても大変なことが起こったように思わされているのかもしれません。

と思いつつ見つけた最初の記事

サブタイトル 「分析 デジタル機器やウェブに振り回されて人類は「忙しいゾンビ」になった」でおおよその内容は想像していただけるかもしれませんが、

最近朝起きてパソコンを立ち上げたら最後、20分、30分は知らぬ間に浪費している私は大きくうなずきながら読みました。

といいながら、このブログを書いていますから行動を改めるつもりはないようですが・・

とにかくこの記事も指摘するように、我々は情報処理に忙しくなって「考えなくなった」・・まずい状況です。

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