夢七雑録

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竜ノ口渓谷から太白山へ(4)

2008-04-19 22:15:11 | 古いアルバムめくり
 橋から先は崖の高さも次第に低くなり谷幅が狭まってくる。やがて、右手より支流が小さな滝となって合流する。谷は廊下状となり、くねくねと曲がりくねり、どの方向に歩いているのか分らなくなる。両側の岩壁は低くなり、侵食された岩が奇妙な形をみせている。やがて廊下状の谷は消え失せ、普通の沢のような流れにかわり、少し開けた場所に飛び出す。流れは行く手の水源らしい峯に向かって続いているが、藪が酷く、通れそうにない。ここからは、踏み跡を頼りに左側に上る。

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