はやる思いを抑えつつ急な道を下ると農家の庭先に出る。のどかな農村風景の中を抜け、太白山への道に入る。最初、道はやや登りとなるが、まもなく平坦な歩きやすい道となり、太白山の懐へと導かれる。神社の横を抜けると、その少し先に鉄線の張られた急斜面が現れる。最後の頑張りで、この急坂を登りきれば太白山の肩で、山頂は直ぐそこである。岩石累々とした頂上は周囲を樹木に囲まれているため、360度の展望は得られないが、木々の間から下界を見下ろすことができる。帰りは神社の所まで戻り、秋保電鉄の太白山駅プラットホームと軌道の跡を過ぎ、少々歩けばバス停に出る。振り返れば、太白山が、異様な姿でうずくまっているのが見えるだろう。
(注)道が変わり、地形も変わり、立入禁止の場所もあるので、現在は、このコース通りには歩けません。念のため 夢七
(注)道が変わり、地形も変わり、立入禁止の場所もあるので、現在は、このコース通りには歩けません。念のため 夢七