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(37)半田稲荷(葛飾区東金町4)★★
ほうそも軽い、はしかも軽い、祈るは葛西金町の、半田稲荷の幟ざお、・・・」
半田稲荷が歌舞伎の踊りに取り上げられたのは、半田稲荷の幟を持った願人坊主が、江戸の町々を踊りながら回ったことが元になっているという。この稲荷は、流行期と衰退期が入れ替わる典型的な流行神であったと言われているが、現在の稲荷が立派な社殿におさまっているところを見ると、流行神から脱却したのだろう。この先、はしかが流行したとしても、この稲荷が急に繁盛し始めて、再び流行神に戻るようなことはないだろうな、多分。
(38)大下稲荷(葛飾区東金町5)
水元公園のすぐ近くで、小さな稲荷社を見つけた。社の大きさでは半田稲荷とは比べようもないが、どこか懐かしいところがある。このような稲荷も悪くない。