夢七雑録

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稲荷百社詣その十三

2008-01-03 22:01:37 | 稲荷百社詣

(35)三囲神社 (墨田区向島2)★★

 むかし、狐に乗った翁の像が掘出された事があり、その周りを狐が3回まわったのが、この神社の名前の由来になっている。狛犬と狐の間を通り社殿に一礼。石碑やら三角鳥居やらを見ながら境内をうろつく。近所から来たらしい老夫婦がベンチに腰をかけている。冗談に「白狐、呼び出せませんかねぇ」と言おうかと思ったが、無作法に過ぎるので、声に出さずに通り過ぎる。多分、白狐はもう居ないのだろう。来るのが遅すぎたのだ。

(36)飛木稲荷 (墨田区押上2)★

 押上駅の北側、東武と京成の線路を越えた所に、神木のいちょうを前面にして、飛木稲荷が鎮座している。ただ、何となくだが、本日は稲荷神不在のような気がする。験の杉もなさそうなので、記念として神木のいちょうの落ち葉を一枚持ち帰る事にした。


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