こんな超マニアックな記事ですが、熱心に見て下さる方が思いがけず大勢いらっしゃるようです。私の片手間の道楽なのに恐縮しています。コメントなんて無いだろうと思いながら確認したら、昨日3管カメラ(HL-79Eではないそうです)のレジ調整の調整方法を教えて欲しいとコメントをお寄せいただいていました。が、私は何度も申していますが全くの素人ですからとてもじゃないですがお役に立つ回答は出来かねます。
数年前に縁あってテクノ池上のY氏(TVのタモリクラブによく出演されていました)と池上通信機の営業H氏が家に来られていろいろ話を伺いましたが、私が前にHL-79Eのレジ調整を自分でやった事に感心されて「今では池上にもレジ調整ができる人間は居ません」とのことでした。技術の進歩は激しくて数年前でもそういう状況です。
幸い私の手元には分厚いHL-79EのInstruction manualがありますのでそれを参考に自己流で挑んだ次第で、正規の調整をしたわけではありません。今回の79Eもジャンクが何台もあり、なんとか実用になる個体も所有(このカメラで撮った映像はYouTubeで何本か公開)しているのでここまで来ました。
YouTubeにアップした素人なりに調整し稼動状態のHL-79Eの映像です。そこそこの出来で3管の味もしっかり出ていますのでぜひご覧あれ。軽薄なHDとはある意味次元が異なります。カテゴリーは違いますが3管は8mmと共通の「モノのアハレ」が表現できるフォーマットだというのが私の持論です。
Ikegami HL-79E test_1 春の山里のなごり雪
Ikegami HL-79E test_2 長野電鉄屋代線を試し撮り
Ikegami HL-79E test_3 山里の小春日和/Indian summer
Ikegami HL-79E test_4 境内の小春日和/Indian summer
Ikegami HL-79E test_5 穏やかな秋の海
若穂駅は陽炎の彼方/屋代線 -shimmer's station-
冬の陽炎/長野電鉄屋代線信濃川田駅 Cam:Ikegami HL-79E
今回の79Eが最終的に使える状態になるかどうかはまだ未知数です。実用レベルに仕上げるのが目標ですが、それは今後の勉強と努力にかかっています。これからオシロスコープの使い方を覚える必要がありますしグレースケールも不可欠です。調整延長基板も作らないといけないし、つくづくえらことに首を突っ込んだものだと思います。
そんな状態ですから、とても人様に助言なんてできる段階ではないことをご承知下さい。でも私がやってきた、今後も続く挑戦はきっと役に立つと思います。
話は変わって先日レンジ切り替えツマミが破損したマルチメーターの修理にかかりました。今では大きなホームセンターにもデジタルテスターが置いてありますが、DC電圧は600Vまでしか測定できない物ばかりです。壊れたマルチテスターは750Vまで測定可能で、壊れてバラック状態ですが79EのPower基板から出ている730Vを確認することができました。直せるものなら直したいです。
いじっているうちに+側のバナナプラグの受けもプラスチックが割れてしまいました。何はともあれこれをなんとかしましょう。

MOTHER TOOL MT-4320
割れたプラを集めて可能な限り組み合わせて瞬間接着剤で仮固定。左のかけらは内部から出たんですが押し込むのは困難。

これは軸の受け部が割れたツマミ。接着したけど強度不足で取れました。何かで代用するしかありません。

ダイソーの紫外線硬化レジンです。他に使う予定でしたがこれを試します。

中の電極にレジンが入らないようにして隙間からたらします。

外は快晴。しばらく日光浴させて固まらせます。数分で固まりました。

基板に半田付け。

ケースに収めます。

ここから先はどうするかまだ考えていません。わからないのが袋の上に置いてある丸い板状の物。こりゃ何?圧電ブザーかな。
BOLEXのアイカップは完成しました。結局HANDYCAMのアイカップにバスコークで作った「ツバ」をバスコークで接着して済ませました。知らなければ初めから付いていたアイカップに見えます。



数年前に縁あってテクノ池上のY氏(TVのタモリクラブによく出演されていました)と池上通信機の営業H氏が家に来られていろいろ話を伺いましたが、私が前にHL-79Eのレジ調整を自分でやった事に感心されて「今では池上にもレジ調整ができる人間は居ません」とのことでした。技術の進歩は激しくて数年前でもそういう状況です。
幸い私の手元には分厚いHL-79EのInstruction manualがありますのでそれを参考に自己流で挑んだ次第で、正規の調整をしたわけではありません。今回の79Eもジャンクが何台もあり、なんとか実用になる個体も所有(このカメラで撮った映像はYouTubeで何本か公開)しているのでここまで来ました。
YouTubeにアップした素人なりに調整し稼動状態のHL-79Eの映像です。そこそこの出来で3管の味もしっかり出ていますのでぜひご覧あれ。軽薄なHDとはある意味次元が異なります。カテゴリーは違いますが3管は8mmと共通の「モノのアハレ」が表現できるフォーマットだというのが私の持論です。
Ikegami HL-79E test_1 春の山里のなごり雪
Ikegami HL-79E test_2 長野電鉄屋代線を試し撮り
Ikegami HL-79E test_3 山里の小春日和/Indian summer
Ikegami HL-79E test_4 境内の小春日和/Indian summer
Ikegami HL-79E test_5 穏やかな秋の海
若穂駅は陽炎の彼方/屋代線 -shimmer's station-
冬の陽炎/長野電鉄屋代線信濃川田駅 Cam:Ikegami HL-79E
今回の79Eが最終的に使える状態になるかどうかはまだ未知数です。実用レベルに仕上げるのが目標ですが、それは今後の勉強と努力にかかっています。これからオシロスコープの使い方を覚える必要がありますしグレースケールも不可欠です。調整延長基板も作らないといけないし、つくづくえらことに首を突っ込んだものだと思います。
そんな状態ですから、とても人様に助言なんてできる段階ではないことをご承知下さい。でも私がやってきた、今後も続く挑戦はきっと役に立つと思います。
話は変わって先日レンジ切り替えツマミが破損したマルチメーターの修理にかかりました。今では大きなホームセンターにもデジタルテスターが置いてありますが、DC電圧は600Vまでしか測定できない物ばかりです。壊れたマルチテスターは750Vまで測定可能で、壊れてバラック状態ですが79EのPower基板から出ている730Vを確認することができました。直せるものなら直したいです。
いじっているうちに+側のバナナプラグの受けもプラスチックが割れてしまいました。何はともあれこれをなんとかしましょう。

MOTHER TOOL MT-4320
割れたプラを集めて可能な限り組み合わせて瞬間接着剤で仮固定。左のかけらは内部から出たんですが押し込むのは困難。

これは軸の受け部が割れたツマミ。接着したけど強度不足で取れました。何かで代用するしかありません。

ダイソーの紫外線硬化レジンです。他に使う予定でしたがこれを試します。

中の電極にレジンが入らないようにして隙間からたらします。

外は快晴。しばらく日光浴させて固まらせます。数分で固まりました。

基板に半田付け。

ケースに収めます。

ここから先はどうするかまだ考えていません。わからないのが袋の上に置いてある丸い板状の物。こりゃ何?圧電ブザーかな。
BOLEXのアイカップは完成しました。結局HANDYCAMのアイカップにバスコークで作った「ツバ」をバスコークで接着して済ませました。知らなければ初めから付いていたアイカップに見えます。


