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精神科医・本田秀夫先生の著書『にじいろ子育て』より。
「わけもなく遊ぶことがとても重要」
遊びは人格形成の重要な要素であり、子ども時代に思う存分遊んだ体験はその人の成長に大きく影響する、とみんなが思っている。
しかし、遊んでばかりの子どもは叱られる。
遊びなら何でもよいというわけでもない。
野原で走り回る子どもには目を細めても、子どもの夜遊びには眉をひそめる大人は多い。
心理学の本をひもとくと、「遊びとは、何かの目的のための手段として行う活動ではなく、それをすること自体が目的であるような活動である」などと書かれている。
それをやること自体が楽しいことを「自分にとってためになる」「人の役に立つ」などと余計なことを考えずにただ無心でやるのが遊びである。
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