冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算945回目 2020年2月23日(日) 雲泥の差 】

2020年02月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

嵐のような前夜から一転、春の陽気に誘われて川遊び。

「カニがいたぁ!」

までは良かったけど、子どもたちの手のひらより大きいカニ。

逃げるカニを誰も怖くて捕まえられない。

女の子が男の子に
「あんたが捕まえてよぉ!」

そのすきにさらに逃げるカニ。

袋を使ってようやく捕獲。

昨日のダンゴムシパラダイスに続いて、しばらく金タライで飼われる運命に。

以前、児童精神科医・佐々木正美先生に聞いたことがあります。

行政の施策でも民間の子育て支援団体でも室内遊び流行りですが、外遊びと比べて、子どもの発達に差がありますか?

佐々木先生は即答されました。

「それはもう雲泥の差ですよ。」

そして

「どうぞ、外遊びの活動をお続けになってくださいね。」

と言っていただきました。

佐々木先生がまさにおっしゃっていたのがこういう場面でした。

外遊びだとこうして突然に何か生き物が見つかったりする。

それをどうやって捕まえようかと試行錯誤する。

捕まえられたら捕まえられたで、こんなふうに飼おうよとか、餌は何かなぁとか、またまた試行錯誤する。

室内遊びではこうしたことが生まれないから、発達への影響が雲泥の差なんだということです。

 

幼児4人 小学生6人 中学生2人 青年14人 子ども26人 大人10人 計36人

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