冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

土砂降りの雨の中…

2005年07月09日 | 冒険遊び場たごっこパーク
2005年7月9日(土)
 夕方6時すぎには、まさにバケツをひっくり返したような土砂降りに
 そんな雨の中、らいおん、みっきー、チアキと全身ズブ濡れになりながら片づけをした。
 その片づけをたっちゃんとベーゴマをしていて最後の1人になったナオキ(小6)が手伝ってくれた。
 豪雨の中、やはりズブ濡れになりながら、灰を捨てるための穴をせっせと掘ってくれた。
 ナオキは冬休みのたごっこパーク8Days以来、たごっこパークの常連中の常連。
 いつもバカやりながら一緒に遊んでいるプレーリーダーたちの別の一面に何か突き動かされたのかも知れない…。

 この日は、同じく常連のショウちゃん(中2)も「たっちゃん、何か手伝うことない?」と声を掛けてきてくれた。ショウちゃんは学校では特別クラスに所属していて身体がでかくて、屈託のない素敵な笑顔の子。
「じゃあ、力持ちショウちゃんには薪運びをしてもらおうかな」とお願いすると「わかったぁ」と笑顔で手伝ってくれた。

 居場所づくり実行委員会では、子どもたちに後片付けもさせたほうがいいという意見が大半を占めた。
 だけど、こう反論した。「今、子どもたちは本当に『子どもの時間』がない。たった月数回の遊び場活動の中で、貴重な子どもたちの遊び時間を奪いたくないので、片付けは大人がやる。子どもたちには1分でも1秒でも多く遊んでほしい。」と。

 この発言はこれまでの冒険遊び活動の中での確信的な思いに基づいてのものでもあった。
 これまでも、やんちゃ小僧たちが、常連になればなるほど、スタッフの片づけを手伝ってくれたりする場面にたくさん出会ってきている。
 そんな場面に昨日も出会うことができてとても幸せだ

 子どもたちの遊びにクレームを付ける大人たちは、長く生きていてもそんな場面に出会ったことがないんだろうね。

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