政府は来年の消費増税10%に対してキャッシュレス社会を目指すと同時にデフレ対策として中小小売店でキャッシュカードを利用すると消費税を5%とするという方針を出した。
「消費税率引き上げはデフレ脱却への一つの試練であり、思い切った対策を行いたい」 (産経新聞)
とするが、政府はこの間経済の好転が後手後手状態で実施ができなかった。来年の増税ができない場合は政府の信用にかかわるし、それはアベノミクスでは経済の好転はないことを証明することになる。また政府はリーマンショックのような経済の混乱がない限り消費増税10%を実施するとしたが、これはある意味背水の陣である。消費増税対策を実質消費減税のような形で5%とすることはデフレ状態から抜け出せずにいる現在よりさらにデフレが不況となることを懸念せざるを得ない状態といえる。
しかしこの5%の対策にしても実際恩恵を受ける階層はやはりある程度の収入がある層となるでしょう。慌ててキャッシュカードを作ろう押してもはじかれる層が出るでしょう。同時に消費税が逆進性の強いものですから、恩恵の大きさにも開きが出るでしょう。
小さなお店で今更9か月間のためにキャッシュカード利用の設備を新たに設けるでしょうか?
現実は消費税対策にはならない内容であり、同時に国民に思い切った対策を行うという約束をするということは、国民の消費増税に対する抵抗を減らすことだけが目的のような気がする。
「消費税率引き上げはデフレ脱却への一つの試練であり、思い切った対策を行いたい」 (産経新聞)
とするが、政府はこの間経済の好転が後手後手状態で実施ができなかった。来年の増税ができない場合は政府の信用にかかわるし、それはアベノミクスでは経済の好転はないことを証明することになる。また政府はリーマンショックのような経済の混乱がない限り消費増税10%を実施するとしたが、これはある意味背水の陣である。消費増税対策を実質消費減税のような形で5%とすることはデフレ状態から抜け出せずにいる現在よりさらにデフレが不況となることを懸念せざるを得ない状態といえる。
しかしこの5%の対策にしても実際恩恵を受ける階層はやはりある程度の収入がある層となるでしょう。慌ててキャッシュカードを作ろう押してもはじかれる層が出るでしょう。同時に消費税が逆進性の強いものですから、恩恵の大きさにも開きが出るでしょう。
小さなお店で今更9か月間のためにキャッシュカード利用の設備を新たに設けるでしょうか?
現実は消費税対策にはならない内容であり、同時に国民に思い切った対策を行うという約束をするということは、国民の消費増税に対する抵抗を減らすことだけが目的のような気がする。