夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2018年11月 4日(日)「過去の労働」

2018年11月04日 22時23分04秒 | 「思うこと」
当たり前のことではあるが忘れてしまうのが、社会すべては人の労働によって作り出され維持され運営されている。
人の労働も社会の分業が進む中でより細分化された労働となる。また、これまで必要であった技術などが新たな技術に変化をする進歩があるから労働の中身にも変化がある。
しかし人の労働によって社会は成り立っていることに変化はない。
現在という瞬間において社会は過去の労働によって作り上げられている。この過去の労働は蓄積の中にあり、古い技術での労働が新しい技術による労働に変わったとして、古い過去の労働ガムになったわけではなく、新しい技術での労働の土台となっている。
労働は人の労働力の消費である。
過去のすべての労働力が様々な分業において消費をされて人の労働となる。人の労働力の蓄積による具体的な労働の蓄積によって社会は成り立っているのならば、人というものを中心に社会は運営をされなくてはいけないでしょう。
ところが社会のすべては人の労働力の消費という具体的な労働によって成り立つことが忘れられる社会においては過去の労働の蓄積も忘れられる。
今の社会はこれが目に見えて社会の現象として表れているでしょう。
人の労働は大切にされない。経済面においても生活においても。過去の労働は今の高齢者による労働でした。しかし高齢者は邪魔者となり高齢化が社会問題だとされる。
過去の労働がないがしろになるということは、先にも書いたように現在労働をしている人たちの労働もないがしろにされることにつながらる。安心して結婚も考えられない若い人たち。それは少子化にもつながるでしょう。もちろん結婚をしても子供は1人でやっととか。
社会をどのような形にするかは政治の責任である。
政治の劣化は加速度的に悪化をしている。
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池に浮かぶ月298【11月4日】

2018年11月04日 20時06分32秒 | 「池に浮かぶ月」
法が改正されても法の抜け穴というものが必ずといってよいほどある。
特に労働法関連は企業に有利になっている。
不安定雇用の無期雇用の要望が多いでしょうが、せっかく5年雇用されれば無期雇用を希望することができるようになってもやはり抜け穴が。。。。。。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「11月 4日という日」

【2017年】ツイッターつぶやき朝日新聞朝刊に「車大手無期雇用を回避」という記事があった。 期間従業員は5年間雇用されれば労働者の希望により無期雇用に切り替えることができるとい......

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