夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年12月 3日(火)「蟷螂の斧」

2019年12月03日 20時29分15秒 | 「思うこと」
嫌いな言葉に「長いものには巻かれろ」がある。
長いもの=力のある者
たしかに力のある人にくっついていれば得なことが多い。
しかしこれには自分を殺さねばならない場合が多い。
今の日本の政治や社会に対して不平不満はたくさんあるでしょう。
しかし不平不満ばかり言っていてもらちが明かないから
長いものには巻かれて生きていれば得だし楽であると
しかし長いものに巻かれていると自分を否定せざるを得ないのが苦しいから
長いものに巻かれながらそれを肯定して長いものに巻かれない人を攻撃すれば自己満足は得られる。暴力でもいじめでも何でもありとなる。
今の国民の多くがこんな状態ではないかな。
この長いものには巻かれるの対義語を調べていたら、
蟷螂の斧という言葉があった。
対義語としては弱い者でも強い者に立ち向かうということになるらしいが、
同時に蟷螂の斧は力の弱い者が強い相手に立ち向かっても負ける。そんなむなしさを言い表しているともいう。
まぁ、こうなると長いものには巻かれろの対義語とは言えないくなる。
しかしこのむなしさが諦めにつながり結局は「長いものには巻かれる」となってしまう。
たしかに弱い者は負けるのですが、かといって蟷螂の斧でも持たないと強い者はのさばり続ける。歴史を長いスタンスで見れば、強い者でも必ず敗れてきた。なぜかといえば、強い・弱いは相対的であり強い者に弱さが出れば弱い者は強くなる。強い者にも弱さがあるということを忘れてはいけない。そう思うならば蟷螂の斧もまんざらむなしいものではなくなる。
人の歴史はこんな蟷螂の斧のようなものが無数に繰り広げる舞台ったのです。
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池に浮かぶ月678【12月3日】

2019年12月03日 18時46分32秒 | 「池に浮かぶ月」
先日テレ部ニュースで外国人労働者の人の首にロープをつなぎ犬の散歩のように四つん這いで歩かせていた映像がありました。
日本の外国人労働者の実態については、去年も様々なニュースがありました。
妊娠をしたら堕胎させるか帰国するか。。。。。
そのために恋愛禁止とか。。。。。
そしてその外国の女性は逃げざるを得なかった。
政府がどうのということはもちろんありますが、日本人がここまで来てしまったのかを考えさせられます。人権問題は日本人自らに降りかかっている問題でもあるのです。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「12月 3日という日」

【2018年】ツイッターつぶやき朝日新聞12月2日朝刊1面に「中絶か帰国か 迫られた実習生」という記事があった。ベトナム人女性【22歳】の外国人実習生は妊娠をした。すると企業の......

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