夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年12月 8日(日)「自覚のない経済の衰退」

2019年12月08日 22時11分27秒 | 「政治・経済」
ロイターに自覚症状なき経済衰退の兆しという記事があった。
経済の数値が弱い実態の中で株価は上がっていく。株価が上がれば政府は経済の好調を言う。この大本営発表で世間は景気が良いと浮かれる。日本はすごいとなる。
しかし実は誰も経済の好転など実感をしていない。
でも政府が経済の好転を言うのだから、今経済が傾き始めているなどとは言えない。これはなにも一般の国民だけではなくて知識人もマスコミも同じでしょう。
自覚症状のない経済の衰退は、無知からくる来るものではないはずで、経済の現実を語ることが憚ることになっているということでしょう。
実はこういう状態が一番怖いのではないかと思います。
みんなが経済の好転を言っている中で、違うだろとは言えない雰囲気が社会全体の中に存在をしてしまう。これは日常的にも言いたいことを言えないような社会になっているということと同じです。
昔「おしん」という朝ドラをやっていた。戦争がはじまる中でおしんは戦争を批判するが、周りの人間が戦争を賛美していく中でおしんも流されざるを得なくなっていく。いま日本の国民も同じ状態になりつつあるのかもしれません。
貿易立国日本も今では貿易赤字国になりつつある。下手をすればドル高円安のスパイラルにもなる。消費増税と消費の落ち込みそしてさらなる低賃金課はGDPを落ち込ませるでしょう。さらにそのために設備投資の減少という生産力の減少となる。
企業は手厚い政府の保護を受け、労働組合の弱体化の中で賃金も労働条件も引き下げられる。企業はその利益をこのような労働者の犠牲によって補える。すると株価もある程度維持されるでしょう。しかしこれは虚構の経済の好転ですね。虚構もまた自覚を消し去ってしまう。
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池に浮かぶ月283【12月8日】

2019年12月08日 18時12分28秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は好きな詩人銀色夏生さんの「穴蔵ラジオ」を聞いていました。
日記「つれづれノート」の中身のような気もしますし、時には詩的に。。。。
老眼がきつくなり最近は読書もできませんが、また本も読んでみたいです。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「12月 8日という日」

【2018年】ツイッターつぶやきブックマークにも入れてあるのですが、久しぶりに銀色さんのホームページをのぞきました。 早速つりわベビーにごあいさつ。そのあと、ハローの丘のペー......

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