ここ数日。
TV、ネットでは、某女性歌手の
『35歳を過ぎると羊水が腐る』発言を巡ってかまびすしいが。
この発言はもとより、
みんな基本的な問題を忘れているような気がしてならない。
もともとは、女性マネージャーの結婚にあたって、
「早く赤ちゃんを生んで欲しいな」
と思ってなされたという、この発言だが。
私には、この、
『早く赤ちゃんを生んで欲しい』
という発言のほうが問題な気がする。
色んな事情があって、欲しくても子供が出来ない人もいるこの世の中で。
この女性歌手だけではなく、
「赤ちゃんは?」
「早く子供作りなよ」
「子供って可愛いよ」
という発言が、フツーになされる現実。
結婚式の祝辞で、
「あとは早く可愛い赤ちゃんの顔を見せて下さい♪」
なんてセリフが堂々と吐かれる現実。
実際、私自身も、子供を持っていないが、
こういった言葉をかけられることも多く、
それは主に、子供を持つ男性たちからが多いのだが.....
そのたびに返答に困る。
この問題が女性にとって、どれだけデリケートであるかは、
こういった発言をする人には、きっとわからないだろう。
もちろんこの女性歌手にも。
そして、今回の騒動でさえも、男性や若い女性には
「過剰反応なんじゃないの?」という意見も多い様子だが、
これは決して過剰反応ではなく。
女性として、
これほど侮辱された言葉はないと思う。
この某女性歌手は.....
自分自身をも侮辱したのだということに、気づいているだろうか?
そして、問題の根本はもっと深いところにあるのだと。
何気ないひとことで、深く傷つく人もいるのだということを。
私も含め、皆がきちんと考えるべきなのだと思う。
だいいち、他人が「早く子供を作って欲しい」なんて、
余計なお世話以外のなにものでもないのだから。