猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

アントキの猪木...じゃなかった、春一番。(←つまらん)

2008年02月24日 04時50分52秒 | 

それにしたって、昨日の風は凄かった。

あまりのいい天気に誘われ、自転車で畑へ出かけたはいいけれど、
なんの因果か、道程の半分も行かないうちに、アホみたいな強風が!

 

2月22日、猫の日のこの方は、
もうおやつ食べ放題で大満足でございました。
「ふむ、くるしゅうニャい♪」

 

その、あまりの激しさに、一瞬は引き返そうかと思ったほどだけど、
「なんかそれも悔しいと」、こんな変な時ばっかりに、
持ち前の負けず嫌いが顔を出し、
向かい風にも負けず、ひたすらペダルを漕ぐ私。

 

ちゃあこは私と手をつなぐのが好き。
じっと見つめれば見つめるほど、歳をとったなぁと思う。
でも。いつまでも一緒だよ、ちゃあこ。
ずっと一緒にいようね。

 

マスクはしているものの、それが役に立っているのかはさっぱりわからず。

ニット帽は吹き飛ばされそうだし、
目にはゴミが入りまくりだし、
ほうほうのていで畑へたどり着けば、
当たり前だけど、遮るものの何もないそんな場所では、
土ぼこりが吹き上がり、巻き込まれまくるし。

 

「えっと、もっとおやつ下さい」
美味しいものはゴンザがくれると思っているちゃあこ(笑)

 

まあ、それでも、あたたかい陽ざしを敏感にキャッチした、
野草たちの小さくけなげな花を見つければ、心も和む。

が。

哀しいかな、畑を管理する者としては、
早めにその芽を摘まねば、ゆくゆくは大変なことになると、
一部を引っこ抜かねばならなかったりするわけで。

 

畑を囲む柵の外に植えたビオラは、こぼれダネで、
畑の中にまで子孫を増やし。

たんぽぽはゴツゴツした石垣のすきまから、
たくましく花を咲かせる。

 

命を育むということは、また、命を奪うことでもあり。

でも、植物の戦略はしたたかで、そんなものには負けなかったり。

畑をよく観察していると、今週はこの野草、また今週はこっちの野草と、
出てくる種と順番が決まっていて.....
なるほど、生き残りにかける戦略は素晴らしいなぁと、
感心することしきり。

 

こちらは私とゴンザのおやつ。

小麦粉とバター、砂糖、食塩だけで出来たこのショートブレッドは、
素朴で美味しい。
日本のお菓子にも、こういうのが増えればいいのに。

 

今は、たんぽぽ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ。

合間から野蒜もヒョヨヒョロと。

もうすぐジャガイモの植えつけだから、また、土との格闘が始まり、
花粉症の私には、この季節辛いけど。

やっぱり春は心浮き立ち。

じっとはしていられない。

 

ピヨピヨかわいいチョコレート。

 

ちなみに、この帰り道。

行きは向かい風だったものが、追い風となり、
私の自転車はまるで、電動アシストならぬ、風動アシスト付きとなり。

土手の上を走る一部、1kmぐらいは、ペダルを踏まずに済んだのだった(笑)

時どきひっくり返りそうになったけど~。

 

家へたどりついて表を見ればこのありさま!
巻き上がる砂埃で向こうのほうまで真っ黄色だよ~。
で、その後の私は鼻は止まらず、目はウサギみたいに真っ赤赤。
早々に薬を飲んで寝ました(泣)